検査に関連する指標
腹部超⾳波検査中の肝臓造影検査の割合
R2年度 | R3年度 | R4年度 | ||
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分子 | 分母中、造影超音波検査が行われた件数 | 1,892 | 1,547 | 1,397 |
分母 | 肝炎・がん患者などの腹部超⾳波検査件数 | 8,431 | 8,293 | 8,541 |
指標の説明
当院では2008年8月より造影検査を導入しています。超音波造影剤のソナゾイドは呼気により排出され、腎機能が悪い患者でも検査が可能な有効な検査です。
造影超音波検査、特に後期相の評価は、従来の超音波検査に比べ原発性肝癌や転移性肝癌の検出率が非常に髙く、術前の評価・術後の経過観察に有効です。
術中迅速病理標本作成件数
R2年度 | R3年度 | R4年度 | ||
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実数 | 術中迅速病理標本作成件数 | 459 | 403 | 369 |
指標の説明
術中迅速診断とは、手術中に組織の一部について凍結切片による病理標本を作製し、限られた時間内に良・悪、移転の有無、取り残しの有無などについて調べます。診断結果によっては術式や手術範囲が変更されることもあります。当院は地域のがん診療連携拠点病院であり、専門性の高い検査として診療に貢献しています。