Japanese Red Cross Coeirty
R1年度 | R2年度 | R3年度 | ||
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分子 | 分母中、造影超音波検査が行われた件数 | 1,606 | 1,892 | 1,547 |
分母 | 肝炎・がん患者などの腹部超⾳波検査件数 | 6,662 | 8,431 | 8,293 |
当院では2008年8月より造影検査を導入しています。超音波造影剤のソナゾイドは呼気により排出され、腎機能が悪い患者でも検査が可能な有効な検査です。
造影超音波検査、特に後期相の評価は、従来の超音波検査に比べ原発性肝癌や転移性肝癌の検出率が非常に髙く、術前の評価・術後の経過観察に有効です。
R1年度 | R2年度 | R3年度 | ||
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実数 | 術中迅速病理標本作成件数 | 418 | 459 | 403 |
術中迅速診断とは、手術中に行われる病理診断であり、限られた時間内に病変部の良悪の診断、転移や病変部の取り残しがないかなどについて調べます。手術中の病理診断の結果に基づいて手術範囲や手術方法が選択でき、良性であれば大掛かりな手術を回避することができます。また術中に良悪が診断できると手術回数も少なくなります。
術中迅速診断は患者さんの負担や医療費の低減に寄与することができ、その件数は高度な医療をより効率的に提供している事を示すひとつの指標といえます。