眼科
診療科の概要
眼科は網膜硝子体疾患の治療を専門としております。増殖性糖尿病網膜症・硝子体出血・黄斑浮腫・黄斑円孔・黄斑上膜・網膜剥離などの治療に硝子体手術を積極的に施行いたしております。硝子体手術は全例小切開硝子体手術を施行し、より低侵襲な医療技術を提供いたしております。難治性の網膜剥離、重症増殖糖尿病網膜症も積極的に硝子体手術を施行しており、多くの患者さんの眼を失明の危機から救っております。
加齢黄斑変性に対しましては当院は第一選択として抗血管新生薬の治療を施行いたしております。脳梗塞や心疾患の既往のある方には光線力学的療法(PDT)も施行いたしております。加齢黄斑変性の治療は通院で治療いたしております。
緑内障手術も積極的に施行いたしております。まずは薬物治療ですが、薬物治療ではコントロールできない症例に対しましては、手術を施行いたしております。患者さんとよく相談の上術式は決定いたしております。
白内障手術は小切開・フォーダブル眼内レンズを基本とし、眼内レンズ縫着術を必要とするような難症例にも積極的に対応いたしております。白内障手術は初診時から1ヶ月以内には何とか施行できるようスタッフー同努力いたしております。丁寧で安全な白内障手術を心がけております。
また重症患者さんの増加とともに待ち時間が長くなり患者さんには大変ご迷惑をおかけいたしております。当科初診時は開業医の先生方と当院との地域連携によるFAX初診をご利用いただくことをお勧めいたします。
対象疾患
患者さんへ
ここ10数年眼科の治療は目覚しい進歩をとげています。当科では、説明と同意のうえ、つねに患者さんにとって最良と思われる最新の治療を行うようにしています。
当院は厚生労働省に定められた先進医療「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の認定施設です。多焦点眼内レンズは遠くだけでなく近くや中間距離にも焦点が合うように設計されたレンズです。そのため焦点が合う領域が広くなり、眼鏡への依存度を減らすことが可能です。ご希望の方は遠慮なくご相談ください。
スタッフ紹介
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渡邊 高志/ わたなべ たかし
H24卒
役職 眼科副部長
専門分野 白内障・網膜硝子体
資格 - 日本眼科学会眼科専門医
- 光線力学療法(PDT)認定医
- 視覚障害者用補装具適合判定医師
- A型ボツリヌス毒素認定資格医
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南川 駿/ みなかわ しゅん
H31年卒
役職 医師
専門分野 眼科一般
資格 - iStent認定医師
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今村 勇太/ いまむら ゆうた
R2年卒
役職 専攻医
専門分野 眼科一般
連携病院・開業医の先生方へ
眼科は、網膜硝子体疾患の治療を専門としております。加齢黄斑変性に対しましては当院も抗血管新生薬の治療を開始いたしました。病変のタイプに応じて抗血管新生薬と光線力学的療法(PDT)とを使い分けて治療いたしております。黄斑部に出血または漿液性網膜剥離など何か異常を伴う場合はご相談ください。なおご紹介の際は、地域医療連携室のFAX予約システムのご利用をお願いいたします。
診療実績
【当科における治療の診療実績】
症例名 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
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白内障手術 | 946 | 1,000 | 910 |
網膜硝子体手術 | 213 | 125 | 156 |
緑内障手術 | 69 | 100 | 120 |
硝子体内注射 | 1,247 | 1,305 | 1,383 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1診 | 【午前】 渡邊 |
【午前】 渡邊 |
【午前】 山本 |
【午前】 山本 |
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【午後】 山本 |
【午後】 山本 |
【午後】 渡邊 |
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2診 | 【午前】 南川 |
【午前】 山本 |
【午前】 南川 |
【午前】 南川 |
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【午後】 南川 |
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3診 | 【午前】 今村 |
【午前】 今村 |
【午後】 今村 |
【午前】 今村 |
眼科 特殊外来
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 担当 | |
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斜視クリニック (予約制) |
○ 第1週 午後 |
大月 | ||||
未熟児網膜症 | ○ 午後 |
渡邊 |
- 受付時間は午前8時30分~午前11時00分です
- 外来休診日:土曜日・日曜日・祝日と創立記念日(5月1日)、及び12月29日から1月3日迄の年末年始
- (お願い)ご紹介いただく際には、所定の様式による紹介状を添えていただきますよう、よろしくお願い致します。