遺伝子診療科

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診療受付時間 午前 8:30〜11:00
休診日 土・日・祝日・創立記念日(5/1)
・年末年始(12/29~1/3)
面会時間 平日 14:00~16:00、
土・日・祝日 13:00~17:00

遺伝子診療科

遺伝子診療科の紹介

遺伝外来は、遺伝に関する疑問や気になることを相談できるところです。当院では遺伝性腫瘍、小児難病、難聴、循環器疾患など幅広い疾患を対象に遺伝外来を実施しています。

当院の遺伝外来には、遺伝性腫瘍に関する相談が多く寄せられています。近年、遺伝医学の進歩により遺伝に関する様々なことが解明されつつあり、がん全体の約10%が遺伝性の腫瘍であると考えられています。遺伝学的検査を受検することで特定のがんを発症しやすい遺伝子の特徴をお持ちかが分かります。特定のがんを発症しやすいことが分かれば、きめ細やかな健康管理(サーベイランス)を行うことでがんの早期発見・早期治療につなげることができます。さらに、ご家族においてもがんを発症する前段階で自身の体質を知りサーベイランスにつながるきっかけとなります。

また当院では、難病診断のためのマイクロアレイ染色体検査を行っています。マイクロアレイ染色体検査は従来の染色体検査よりも、さらに詳細な染色体の分析を行うことができます。遺伝性腫瘍や難病だけでなく遺伝子が関係して起こる病気においては、遺伝学的検査により、原因がみつかるとより適切な対応や治療につながる可能性があります。

当院では、症状の有無にかかわらず遺伝外来を受診していただくことができます。遺伝外来での相談は多岐にわたり、現在までさまざまな遺伝性疾患に対応してきました。今後はさらに出生前遺伝学的検査を開始予定です。当院は播磨地域の中核となり、遺伝医療を担う機関であると考えています。

遺伝子診療科 部長  甲斐 恭平