薬剤部

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診療受付時間 午前 8:30〜11:00
休診日 土・日・祝日・創立記念日(5/1)
・年末年始(12/29~1/3)
面会時間 平日 14:00~16:00、
土・日・祝日 13:00~17:00

薬剤部

薬剤部の紹介

「病院の基本理念である患者さん中心の医療」を基に、チーム医療の一員として医薬品の適正使用を支援し、より良い薬物療法に貢献することを責務と考え業務を展開しています。薬剤師が医薬品を通じて、医療の質と患者さんのQOL(生活の質)の向上に関与し、信頼されるよう薬剤部一同研鑚を重ねています。

スタッフ

薬剤師 30名
薬剤師     (臨時職員) 3名
薬剤助手 4名
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薬剤部の取り組み

当院では原則として外来患者さんのお薬は院外処方となっており、調剤室では主に入院患者さんのお薬を調剤しています。
調剤時には、用法・用量や飲み合わせなどに問題がないか確認を、医師や病棟スタッフと連携をとりながらひとりひとりの患者さんに合わせた薬物療法を提供できるよう努めています。正確かつ迅速にお薬を準備できるよう、システムによる処方チェックやバーコードによる監査を利用して効率的で確実な業務を行っています。
処方箋には検査結果の一部を印字し、主に腎機能に応じた用量調節にも配慮しています。

調剤業務(注射室)

注射室では主に入院病棟や化学療法センターで使用するお薬を調剤しており、注射薬自動払出機(アンプルピッカー)を用いて患者さんごとに1施用分ずつセットした状態で各部署へ払い出しています。薬剤師は注射薬の投与が適切に行われるよう、用法・用量、投与経路、投与速度および配合変化などについて、システムによるチェック機能を利用したり、各患者さんのカルテや検査結果を参照しながら調剤を行っています。
抗がん剤については、化学療法センター担当薬剤師や病棟担当薬剤師がさらにもう一度確認を行い、混合調製した後に各病棟へ搬送しています。

製剤業務(製剤室)

製剤室では主に「院内製剤の調製」や「中心静脈栄養の混合調製」を行っています。院内製剤とは薬剤師により病院内で調製され、その病院に限定して使われる薬剤のことです。販売されている医薬品では対応できない場合に使用が検討されます。

医薬品情報管理業務(医薬品情報室)

医薬品に関連する情報の収集と提供、スタッフからの問い合わせへの対応、副作用情報の収集および報告などを行っています。常に調剤業務や病棟業務との連携を意識し、院内における医薬品の安全で適正な使用に努めています。電子カルテや部門システムの医薬品マスタ整備などを通じて、医療安全や業務の効率化にも貢献しています。
製薬会社の方が当院をご訪問いただく際には、MONITAROを利用しアポイントを取っていただくようお願いしております。ご理解・ご協力のほどお願い致します。MONITAROの利用方法については、医薬品情報室前に設置された資料をご参照ください。

がん化学療法

新規機序や使用要件のある抗がん剤に関しては、医師等と連携をとり最新のがん治療を安全に提供できるよう体制を整え、少しでも早く患者さんの元へお届けできるよう日々研鑽しています。
昨年より薬局薬剤師を研修に受入れ、抗がん剤レジメンのホームページ公開やがんセミナー開催などを通じ、地域の多職種で医療を支えるべく、優れたがん専門医療者の育成に貢献したいと考えています。
(2021年度実績:新規抗がん剤採用19品目、新規レジメン導入42件、抗がん剤調製14802件)
抗がん剤は、治療レジメンをもとに用法・用量、投与スケジュールなどをよく確認し、安全に治療が行えるよう十分に配慮することが必要です。抗がん剤治療の件数は右肩上がりに推移している状況です。「がん薬物療法認定薬剤師」を3名配置し、治療レジメンの管理はもちろんのこと、患者さんへの説明・指導なども行っています。

薬剤管理指導業務(病棟業務課)

当院では各病棟に1~1.5人の専任薬剤師を配置しており、各階にあるサテライト薬局を拠点として医師や看護師など他職種と連携しながら安全で適正な薬物療法を推進しています。調剤室や注射室から払い出されたお薬は、再度、病棟薬剤師がカルテの記載内容や検査結果などをもとに詳細にチェックを行います。患者さんが持参されたお薬との飲み合わせも確認しています。
ベッドサイドでは、患者さんが薬を正しく使えるよう薬効、使用方法、注意点などの説明を行ったり、薬に関する患者さんからのご質問やご相談に応じたりしています。

チーム医療としての薬剤師の役割

上記でご紹介した内容のほか、以下のようなさまざまな業務に取り組んでいます。

  • チーム医療への参加

  • オペ室薬剤管理業務
  • がんゲノム医療への参画
  • 入退院センターとの連携
  • 医療安全への寄与
  • 薬学生実務実習
  • 災害救護活動

入院患者への薬剤業務

2021年に発出された厚労省医政局通知「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」に示された業務を中心に展開しています。
原則、全入院患者に対し、薬学的観点から医師・看護師等と協働で業務展開しています。入院前から入退院センターと連携し、切れ目なくかかりつけや転院につながるよう、患者さんの訴えを丁寧に聞き、安全かつ効果的な薬物療法を提供していきます。
(2021年度実績 薬剤管理指導17,841件)

資格取得の状況

資格 取得者数
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 7名
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 3名
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師 2名
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 6名
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 2名
日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師 1名
日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師 1名
日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 2名
ICD制度協議会 ICD資格取得薬剤師 1名
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 1名
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム(NST)専門療法士 3名
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 2名
日本医療情報学会 医療情報技師(初級) 1名
日本糖尿病療養指導士 4名
日本アンチ・ドーピング機構 スポーツファーマシスト 1名
肝炎コーディネーター 1名
博士(薬学) 2名
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