CAR-T細胞療法について

CAR-T療法は、患者さん自身の「免疫細胞(T細胞)」を使って、がんを攻撃する、新しいがん治療です。
私たちの体には、細菌やウイルスから守る免疫細胞があります。この治療では、その免疫細胞を「がんを見つけて攻撃できるように強くする」ことが特徴です。当院では血液・腫瘍内科を中心に、看護部、検査技術部、薬剤部、臨床工学技術課、がん診療連携課が一丸となって、新しい治療を提供するために何度もシュミレーションし、仕組みと体制を整えてきました。
今後もチーム一丸となり、患者さんとご家族に寄り添った最新の医療を提供していきます。
CAR-T細胞療法とは
CAR-T細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞療法)は、患者さん自身の免疫細胞であるT細胞を取り出し、「キメラ抗原受容体(CAR)」という人工的な受容体を組み込むことで、がん細胞を認識して攻撃する能力を持たせます。
作成されたCAR-T細胞は、再び患者さんの体内に戻され、がん細胞を標的にし、免疫反応を引き起こしてがんを攻撃します。特に、血液のがんにおいて高い効果が確認されており、従来の化学療法や放射線治療に反応しなかった患者さんにも有望な治療法となっています。
この治療法は、患者さん一人ひとりの免疫システムを活性化させることによってがんを根治に導く可能性があります。しかし、治療に伴う副作用には慎重な判断が求められます。
CAR-T細胞療法の流れ







