呼吸器外科

診療方針

当科は2016年4月に開設され「呼吸器センター」の外科部門として、良質な呼吸器診療の提供を心掛けています。 2018年から完全鏡(きょう)視(し)下胸腔(かきょうくう)鏡(きょう)手術を開始し、2019年に中播磨・西播磨地域で最初にロボット支援手術を導入しました。

基本方針

手術適応は呼吸器内科や放射線治療科とのカンファレンスで総合的に検討し判断しています。

  • 身体への負担を少なく=低侵襲(ていしんしゅう)と、病気をしっかり治す=根治性(こんちせい)の両立を目指します。
  • 最新の肺癌診療ガイドライン(日本肺癌学会・編)に則してロボット支援手術、胸腔鏡手術、開胸手術を適切に実施します。
  • 全ての手術は経験豊富な呼吸器外科専門医が担当します。

※市販のいわゆる“病院ランキング本”の一部では当院の手術症例数や内容が実際と異なって掲載されて います。国内で実施された手術・治療・病理解剖情報を収集するNational Clinical Database(NCD)登録症例に基づく最新の精確な症例数は本ホームページの“手術実績”をご参照ください。

当科の特徴

開設からの診療の変遷

  • 2016年4月 当科開設。肺がんに対する胸腔鏡補助下手術(hybrid VATS)を開始。
  • 2017年7月 自然気胸に対する単一肋間2孔式VATS(two-ports SIC VATS)を開始。
  • 2018年4月 完全鏡視下胸腔鏡手術(complete VATS)による肺がん手術を開始。呼吸器センター化による気胸・膿胸などの準緊急的疾患への早期外科的介入。
  • 2018年7月 縦隔(じゅうかく)腫瘍(しゅよう)に対する剣状突起下アプローチによる縦隔腫瘍摘出術を開始。
  • 2019年7月 肺がんに対するロボット支援胸腔鏡下手術(RATS)を開始。

手術療法を行う代表的疾患

  1. 肺がん:原発性肺がん、転移性肺腫瘍 ⇒ロボット支援胸腔鏡手術,完全鏡視下胸腔鏡手術、開胸手術,3-Dシミュレーターを用いた縮小手術

    ※肺がんについては姫路市医師会の「さわやか健康“肺がんについて”」https://www.youtube.com/watch?v=UCoA0OmKxVcで当科・医師による動画もご覧になれます。

  2. 自然気胸:若い人にも起こる肺に穴が開く原発性自然気胸、中高年のタバコが原因で起こる続発性自然気胸 ⇒痛みとキズの少ない単一肋間自然気胸手術
  3. 縦隔(じゅうかく)腫瘍:胸腺腫(きょうせんしゅ)、神経原性腫瘍、奇形腫など ⇒痛みが少なくキズが目立たない剣状突起下アプローチ胸腔鏡手術
  4. 呼吸器感染症:胸膜炎、膿胸、非結核性抗酸菌症、肺アスペルギルス症など。

その他、各種外科的生検、肺がんによる気道狭窄に対するステント治療なども行えます。

スタッフ紹介

水谷 尚雄

第一呼吸器外科部長
(兼)呼吸器センター長
卒業年

H3

専門領域

呼吸器外科 (肺癌・気胸)

認定医・専門等資格名

日本外科学会認定医・専門医・指導医
呼吸器外科専門医
日本呼吸器外科学会評議員
日本呼吸器学会呼吸器専門医
日本胸部外科学会認定医(呼吸器)
肺がんCT検診認定医師
インフェクションコントロールドクター(ICD)
日本医師会認定産業医
臨床研修指導医
外科系医師のための指導者養成講習修了
da vinci console surgeon 認定
岡山大学医学部臨床教授

  • 田尾 裕之

    第二呼吸器外科部長
    卒業年

    H9

    専門領域

    呼吸器外科
    胸腔鏡手術

    認定医・専門等資格名

    日本外科学会認定医・専門医・指導医
    呼吸器外科専門医
    日本呼吸器外科学会評議員
    臨床研修指導医
    da vinci console surgeon 認定
    岡山大学医学部臨床准教授

診療内容の説明