2004年 11月:平成16年新潟県中越地震被災地(新潟県長岡市)にて災害救護活動
10月23日(土)午後5時56分に発生した「平成16年新潟県中越地震」(最大震度7、M 6.8)は、阪神大震災以来国内で9年ぶりとなる震度7を観測した地震で、新潟県を中心に大きな被害をもたらしました。また、余震活動が活発な地震でもあり、11月10日までの19日間に最大震度5弱以上の余震が17回発生しました。
この災害に対して、当院は赤十字救護班2個班18名派遣し、長岡市立六日市小学校に設営したERU(緊急対応ユニット)での診療や、市内での巡回診療などの救護活動を行いました。 (平成16年11月4日~10日)
医療救護物資を運んできたヘリコプター
ERUテント内で診察中の部長と看護師(11月4日)
ERU(Emergency Response Unit):緊急対応ユニット
世界の赤十字社が緊急災害に即応するため、空気を入れて簡単に作れる大型救護テントやそれに附随する資機材とそれらを運営する専門家チームの総称
薬の説明をする薬剤師
何ケ所か避難所へ巡回診療に行きました
診察中の部長
中町・柏原赤十字病院合同救護班への引継ぎ(11月10日)
ことごとく傾いている電信柱
中町・柏原赤十字病院合同救護班への引継ぎ(11月10日)
脱線した上越新幹線 救護所から近い所でした
第一班から第二班へ状況を引き継ぎます(11月7日)
第二班 副院長の診察の様子
薬剤師と看護係長
陥没した道路と浮き上がった土管、あちこちでこのような状況が見られる
手前グループは看護師、奥は主事の方々