ピックアップドクター 整形外科 阪上彰彦 医師
整形外科 第一整形外科部長
阪上彰彦(さかがみあきひこ)
私は小学校まで和歌山県で過ごし、中学校からは大阪に出てきました。奈良県立医科大学を卒業し、1991年大阪大学整形外科に入局しました。以降、大阪大学整形外科関連病院で研鑽し、2000年7月から姫路赤十字病院で働いています。
当院赴任後は股関節を専門とし、年間約120人の人工股関節手術を施行しています。 手術方法を熟考し、以前3%だった脱臼率が現在では0.2%まで低下しました。そして今後も、より侵襲が少なく脱臼しにくくなるよう努めていきます。
変形性股関節症の多くは、生後の発育性股関節脱臼や、亜脱臼に伴う臼蓋形成不全に起因するため、生後の股関節検診にも力を入れています。 また小児股関節疾患には、ペルテス病、大腿骨頭すべり症、化膿性股関節炎、単純性股関節炎などが挙げられますが、これらの疾患については鑑別が容易でないことも多く、近隣の開業医の先生方からもよくご紹介いただいております。場合によっては、より専門的な治療が必要になることもあり、その際にはこども病院に紹介させていただきます。
丁寧な診察と説明を心がけているため、混雑した場合には長くお待ちいただきご迷惑をおかけすることもありますが、ご容赦いただければ幸いです。 これからもどうぞ宜しくお願い致します。