検査技術部

血液・尿検査

血液・表検査【検査項目のご説明】

血液・尿検査って? 血液や尿の成分の値は、体の状態により、 高くなったり、低くなったり変動します。 血液・尿検査とは、まず血液や尿を採取し その採取した血液や尿から病状などを調べる 臨床検査の一つです。

血液学的検査

略語 検査項目名 基準値 単位 検査の説明
WBC 白血球数 3.3~8.6 ×103/μL 白血球の数を調べる検査。炎症性疾患や白血球などの血液疾患の診断の指標
RBC 赤血球数 男:4.3~5.6 ×106/μL 赤血球の数を調べる検査。多いと多血症、少ないと貧血
女:3.8~5.0
Hb ヘモグロビン
濃度
男:13.5~17.0 g/dL 血液中に含まれるHb量の検査。貧血の有無を知る検査。
女:11.5~15.0
Ht ヘマトクリット 男:40~51 血液全体に占める赤血球の容積の比率。貧血や多血症の診断の指標
女:35~45
MCV 平均赤血球容積 83~99 fL 赤血球1個の平均的容積。貧血の場合その種類の判定の目安となる
MCH 平均赤血球Hb量 27~34 pg 赤血球1個に含まれるHbの平均。貧血の場合その種類の判定の目安となる
MCHC 平均赤血球
Hb濃度
31~36 g/dL 一定の容積の赤血球に占めるHbの濃度。貧血の場合その種類の判定の目安となる
PLT 血小板数 150~350 ×103/μL 血小板の数を調べる検査。減少すると出血しやすくなる
Diff 白血球分類     白血球の分類検査
Bas 好塩基球 0.3~1.4 細菌、ウイルス感染症や血液疾患によりそれぞれの白血球が増減する
Eos 好酸球 0.6~5.4
NE 好中球 39.8~70.5
Lym リンパ球 23.1~49.9
Mo 単球 4.3~10.0

感染症検査

略語 検査項目名 基準値 検査の説明
HBsAg

B型肝炎表面抗原

陰性

B型肝炎の診断検査
HCV

C型肝炎抗体

陰性 C型肝炎の診断検査
TPLA

梅毒トレポネーマ検査

陰性 陽性と判定された時は、臨床症状と合わせ総合的に判断します
RPRLA

梅毒脂質抗原検査

陰性

生化学検査

略語 検査項目名 基準値 単位 検査の説明

TP

総蛋白

6.6~8.1

g/dL 総合的な蛋白代謝、病態の検査

Alb

アルブミン

4.1~5.1 g/dL 全身栄養状態の検査

A/G

アルブミン/グロブリン比

1.32~2.23   各蛋白の増減を比較、病態の検査

T-Bil

総ビリルビン

0.4~1.5 mg/dL 肝機能障害と疾患の程度の検査

AST

アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ

13~30 U/L 肝機能と心筋障害の検査

ALT

アラニンアミノトランスフェラーゼ

男:10~42

U/L 肝機能と心筋障害の検査
女:7~23

ALP

アルカリフォスファターゼ

106~322 U/L 肝機能と骨疾患の検査

LD

乳酸脱水素酵素

124~222 U/L 臓器の損傷の検査

γ-GT

γ-グルタミルトランスペプチダーゼ

男:13~64 U/L 胆汁の流れの障害の検査
女:9~32

UN

尿素窒素

8~20 mg/dL 腎機能障害の検査

UA

尿酸

男:3.7~7.8

mg/dL 痛風関連の検査
女:2.6~5.5

Cr

クレアチニン

男:0.65~1.07 mg/dL 腎機能障害の検査
女:0.46~0.79

T-cho

総コレステロール

142~248 mg/dL 脂質関連の検査

TG

中性脂肪

男:40~234 mg/dL 脂質関連の検査
女:30~117

Na

ナトリウム

138~145 mmol/L 体液浸透圧と酸塩基平行の検査

K

カリウム

3.6~4.8 mmol/L 神経、筋肉の機能の検査

Cl

クロール

101~108 mmol/L 体液浸透圧と酸塩基平行の検査

Ca

カルシウム

8.8~10.1 mg/dL 各種代謝性骨疾患の検査

Glu

血糖

73~109 mg/dL 高血糖や低血糖症状の検査

CRP

C反応性蛋白

0.00~0.14 mg/dL 細胞や組織の炎症の検査

HDL-C

HDLコレステロール

男:38~90

mg/dL 善玉コレステロール
女:48~103

LDL-C

LDLコレステロール

65~163

mg/dL 悪玉コレステロール

CK

クレアチニンフォスフォキナーゼ 男:59~248 U/L 骨格筋や心筋障害の検査
女:41~153

AMY

アミラーゼ 44~132 U/L 膵臓疾患のスクリーニング検査

HbA1c
(NGSP)

グリコヘモグロビン 4.9~6.0 糖尿病の指標検査

B-NH3

血液アンモニア 12~66 μg/dL 肝臓障害を調べる検査

ASO

アンチストレプトリジンo

成人:160以下 U/mL A郡溶連菌感染症の検査
小児:250以下

RF

リウマチ因子定量 0~15 U/mL 慢性関節リウマチなど自己免疫の検査

CEA

癌胎児性抗原 0~5.0 ng/mL 腫瘍マーカー検査(内胚葉系)

CA19-9

糖鎖抗原19-9 0~37 U/mL 腫瘍マーカー検査(消化器系)

PSA

前立腺特異抗原 4.0以下 ng/mL 腫瘍マーカー検査(前立腺がん)

尿検査

検査項目名 基準値 検査の説明

比重

1.005~1.025

尿の濃縮、希釈状態の検査

PH

5.0~7.5 腎疾患或いは代謝異常の検査

尿糖

( - ) 糖尿病の検査

尿蛋白

( - ) 腎疾患の検査

尿潜血反応

( - ) 血尿(赤血球)の検査

エステラーゼ

( - ) 尿路感染症などの尿路の炎症性疾患の検査

亜硝酸塩

( - ) 尿中の細菌の有無の指標

基準値とは

多数の健康人を検査し、得られた数値を集計して95%のヒトが基準値の範囲内に、5%のヒトがこの範囲から外れるように統計処理して決められた数値です。検査を受けて基準値の範囲内に自分の数値が納まる数値を示していれば問題ないと考えられますが、正常、異常の判断は診察の結果を踏まえて医師が判断しますので詳細は主治医にお尋ね下さい。

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