災害救護・国際活動

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2015-2016年:ハイチコレラ衛生促進事業

「ハイチ赤十字とともに」

看護部 津田香都

ハイチ共和国は中央アメリカのカリブ海に浮かぶイスパニョーラ島西部に位置する共和制国家です。2010年1月にマグニチュード7.0の地震が発生し被災者数およそ370万人、死者数約31万6000人の被害がでました(外務省出典)。その後コレラが蔓延し、たくさんの人が亡くなりました。

私は日本赤十字社から国際赤十字・赤新月社連盟の一員としてハイチに派遣され、ハイチの中央県で2015年5月からコレラ対応プロジェクトに関わっていました。具体的にはハイチ赤十字に協力、ハイチ赤十字のボランティアさんに研修を行いコレラの知識やコレラが発生したときの対応策を学んでもらい、コレラが発生していない時には啓発活動を、発生すれば消毒や物資の配給をして対応をするというもので、ハイチの保健省や他NGOとも協力して行っていました。研修を受けた赤十字ボランティアさんが活動した村では人々から「赤十字が来てくれた。ありがとう」と声をかけて頂き、赤十字ボランティアさん達はやりがいをもって活動を行っています。

ハイチではまだコレラはなくなっていませんが、今も尚、自分たちで活動を続けることができるハイチ赤十字ボランティアさんと共に活動ができ本当によかったと思います。

©IFRC

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