令和元年度兵庫県・播磨広域合同防災訓練
令和元年9月1日(日)防災の日に合せて小雨の中、たつの市揖保川左岸千鳥ヶ浜河川敷で「令和元年度兵庫県・播磨広域合同防災訓練」が、山崎断層地震の発生・風水害による被害が発生したとの想定で実施されました。
当院からは、16名(救護班6名、DMAT隊5名、研修医3名、指導担当者2名)が参加し、救護班は救護所設置運営訓練を、DMAT隊は合同指揮所運営訓練を実施しました。
救護所設置運営訓練では、当日のチームビルディングで当院救護班は赤(重症)エリアを担当し車両・倒壊家屋から救助隊に救出され、トリアージされた多数の重症患者を安定化し、救急指揮所と連携し患者を搬出しました。
合同指揮所運営訓練では、EMIS(広域災害救急医療情報システム)を使って、応援に来た各DMAT隊の登録と活動記録を入力し、また、重症度別に傷病者数の情報を取りながら入力し、衛星電話で三木防災拠点と通信し、SCU(広域搬送) 訓練を実施しました。
今回の訓練は、播磨地域の多数の医療機関・消防・警察等関係機関が参加され、連携を深める良い機会となりました。また、万が一の災害にも備え、救護班員は各種訓練に参加しています。