院長ご挨拶 目次

Japanese Red Cross Coeirty
肺がんは治りにくいがんと考えられてきましたが、早期発見や薬物療法の進歩などによって治療成績が向上してきております。一方で治療は複雑化し、免疫療法の適応決定のための検体採取や薬物療法に対する耐性獲得後の再生検の必要性など、一人の患者さんの治療経過中にあっても多方面からのアプローチが求められます。この進歩へ対応すべく当院では肺がんにとどまらず広く呼吸器患者さんの診断から治療までを、呼吸器内科医と呼吸器外科医が常に密接に連携を取り、共同でつなぎ目のない診療を提供しています。
また肺がん患者さんの診断や治療方針の決定に関しては、放射線科医、病理医、がん認定看護師、がん薬物療法認定薬剤師など各領域の専門職種が集まる検討会(カンファレンス)で相談し決定しています。
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