病院のご案内

院長ご挨拶

姫路赤十字病院は明治41年(1908年)創立、中播磨の地に110年を超す長い歴史を刻んでいます。これも地域に根ざし、日頃より住民の皆さまに愛され受け入れられてきたからにほかなりません。現在日本は人口減少が始まり、超少子高齢社会が進行しています。これは生産労働人口減少、経済成長の低迷に関わり、生産性の向上が喫緊の課題となっています。この現象は医療界でも同様であり、地域医療構想、医師・医療従事者の働き方改革、医師偏在対策を「三位一体」として、2040年に向けて医療提供体制の構築に取り組んでいます。
 特に人口当たり医師数の少ないこの地域では大きな問題となっています。地域住民、行政、医療機関、介護・福祉施設がOne Teamで取り組んでこそ解決されるものです。姫路赤十字病院は地域基幹病院の役割を担っており、地域住民の皆さまに少しでも安心を提供できるよう、この課題に積極的に取り組んでいます。今年は地域住民、患者とのつながり、さらには理解を深めるため地域開放型多目的ホールが完成します。“連携”を住民に形として表すことが出来ると考えています。

わたしたちの病院は医の倫理と人道・博愛の赤十字精神に基づき、心のかよう安全で良質な医療を提供し、特に災害医療では全国の赤十字病院とともに活動しています。近年自然災害が多発しておりますが、災害拠点病院として、平素より十分な体制を整えております。また日本国のみならず、国際救援活動にも積極的に取り組み、当院職員を継続的に派遣しております。生命に関わる自然災害、重大な事故発生時には日本赤十字社の一員として積極的に参加し、住民に安心を届けています。

地域におけるわたしたちの病院の役割は、高度急性期・急性期病院としての医療を提供することにあります。地域住民に高度で緻密、そして安全で良質な医療を提供できる体制を整え診療を行っています。特にがん診療、小児周産期医療そして救急医療に特徴があります。
 がん診療では、平成19年地域がん診療拠点病院に、そして令和元年4月には全国で先がけて地域がん診療拠点病院(高度型)施設として指定を受け、高度ながん治療を地域住民に届けています。さらには今後がん治療の柱となるがんゲノム医療の連携病院として診療体制を整えるなど多岐にわたる機能を備えております。
 小児周産期医療では、平成13年地域周産期母子医療センター、平成27年総合周産期母子医療センターに指定され、未熟児やハイリスク妊産婦などの受け入れを24時間365日体制で行っています。産科、小児科そして地域医療機関と連携し、周産期医療を幅広くカバーすることにより、地域住民に安心して子育てをしていただく環境整備の一役を担っています。

救急医療では2次救急患者を中心に、年間5,000件の救急車搬入を受け入れております。また紹介患者さんの救急対応に関しても断らない体制を整え、地域住民に安心を届けています。平成30年には高機能の治療機器を備えた新治療棟が稼働し、脳・心臓血管センター機能を充実、今後増加する脳・心臓血管疾患の治療体制を整えています。

これらの取り組みが評価され、DPC特定病院群(大学病院に準じる機能を備えた病院)に厚生労働省から前回に引き続き選定されています。これから迎える少子・高齢社会では総合力をもった医療機関の必要性はますます高くなります。職員一丸となり、当院の機能を整備・充実・発展させ、皆さまとともに地域医療を守り続けてまいります。

2021年4月1日   姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三

Medical noteより院長インタビューを受けました。

「患者さんにとっても、職員にとっても理想的な病院になるために―姫路赤十字病院の改革」

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院長徒然日誌
  1. 院長ご挨拶
  2. PET・コミュニティ棟の稼動について
  3. 新治療棟の稼働について
  4. 地域医療支援病院として
  5. 地域がん診療拠点病院として
  6. がんゲノム医療連携病院として
  7. 総合周産期母子医療センターとして
  8. 脳・心臓血管センターの開設について
  9. 化学療法センターについて
  10. 内視鏡センター
  11. 呼吸器センター
  12. 高度医療について
  13. 入退院センター
  14. 人材育成・研修について
  15. 赤十字社職員であること