こどもの臍ヘルニア(でべそ)

DEPARTMENTS

CONTENTS

INFORMATION

  • 医療関係者の方

  • 採用情報

  • 研修医サイト

  • 看護部サイト

診療受付時間 午前 8:30〜11:00
休診日 土・日・祝日・創立記念日(5/1)
・年末年始(12/29~1/3)
面会時間 平日 14:00~16:00、
土・日・祝日 13:00~17:00

こどもの臍ヘルニア(でべそ)

臍ヘルニアとは?

臍ヘルニアとは、いわゆる“でべそ”のことです。おへそは赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいるときに、臍帯(へその緒)がおなかの壁(腹壁)を通っているところです。通常は臍帯(へその緒)が取れたあとに、お臍の部分の腹壁の穴がしっかりと閉じますが、その穴が残った時に臍ヘルニア(でべそ)になります。5〜10人に1人の割合で発生します。

臍ヘルニア

圧迫療法とは?

ほとんどの方は腹壁の穴は、1歳ころまでに自然に閉じ臍ヘルニアは治ります。しかし、おへそが膨れた状態を長く置いておくと、おへその皮膚が伸びきってしまって、最終的に形の良いおへそにならないことがあります。それを防ぐ意味でも、当院では圧迫療法をお勧めしています。圧迫療法とは、綿球(綿の玉)で飛び出したお臍を押さえて、透明の医療用のテープで抑えるというものです。腹壁の穴が閉じるまで、自宅で行っていただきます。

圧迫療法

1歳をこえても治らないときは?

ほとんどの臍ヘルニアは、1歳ころまでに自然に治癒します(腹壁の穴が閉じます)。ただ、中には1歳を過ぎても穴が閉じずに、臍ヘルニア(でべそ)が残ってしまうお子さんもおられます。臍ヘルニアがあるからといって、健康を害する事はありませんが、見た目をよくする目的で手術を行うこともあります。お臍の形でお困りの時は、ご相談ください。

5ヶ月時