子宮体癌
子宮から発生する癌のうち、体部にできる癌を総称して子宮体癌といいますが、その大半は子宮内膜からできます。子宮体癌は最近増加傾向で子宮に発生する癌のうち30%を超えています。好発年齢は50歳代です。
1.症状
初期から不正性器出血が見られるのが特徴で、不正性器出血での発見が約90%といわれています。 その他に、帯下(おりもの)の増加、下腹痛がみられることがあります。
2.検査・診断
進行がんでは、内診・細胞診・組織診によって診断します。そのほか、画像検査(超音波検査、MRI検査、CT検査)などを行います
3.治療
手術療法を中心に治療しますが、進行期に合わせて、放射線療法や化学療法などを併用します。
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妊孕性温存療法
条件が整えば妊孕性温存を考えた治療も可能です。(高用量黄体ホルモン療法)