心電図検査

微生物検査

微生物検査

▼微生物検査って?
病気の原因となっている微生物を見つけてその菌がどんな薬(抗菌剤)に一番よく効くのかを調べる為の検査です。

どうやって検査するの?

▼一般的には次の手順ですすめられます。

1.塗沫検鏡

病気の原因となっている微生物を見つけてその菌がどんな薬(抗菌剤)に一番よく効くのかを調べる為の検査です。

2.分離培養

便や喀痰など検査材料の種類や、目的菌または予想される菌によって発育しやすいように適切な培地・培養条件を選んで培養します。

3.同定・薬剤感受性検査

培養された菌があればその菌の形・性質などを調べ菌の名前を決定します。(同定検査)また菌が判明したらどんな薬が効くか、また効かないかを調べます。(感受性検査)

▲細菌自動分析装置

▲同定感受性パネル

4.その他

血液培養検査

本来、血液は無菌ですが菌の存在を確認した時、これを菌血症と呼びます。その菌の存在をいち早く知る為に血液を培養液の入ったボトルで培養します。

血液培養ボトル

血液培養装置

迅速抗原検出検査

インフルエンザウィルス・アデノウィルスなどの迅速検査を 実施しています。10分~15分で結果が出ます。

院内感染対策

院内感染を起こしやすい耐性菌(薬の効きにくい菌)が検出された場合には、病棟やICT (感染制御チ-ム)などに情報を提供し、院内感染防止にも一役かっています。
又、各病棟の菌の検出状況や、耐性菌の検出状況を統計的に報告し、院内感染に対して常に目を光らせています。

環鏡調査

栄養課(入院患者の食事を調理する部署)の検便や調理器具などの環境調査。
薬剤部の抗癌剤やIVH(中心静脈栄養)を調製している所の環境調査などを定期的に実施しています。

結果はどれくらいで解るの?

微生物の種類にもよりますが、通常は3日~4日かかります。また結核菌の場合は発育速度が非常に遅いため、最終報告は約2ヶ月後になります。

検査の注意事項

喀痰容器

喀痰の適切な採取方法

  1. 早朝起床時に採取するのが最も良い
  2. 歯磨きをする
    (歯磨きができない場合は水道水で口をゆすぐ)
  3. 喉のうがいをする
    (うがい薬や消毒薬は用いない)
  4. 深呼吸をして咳とともに採痰容器の中に痰を直接入れる
    (ティッシュや食品用ラップフィルムにくるまない)

唾液、食物残渣などの混入をできる限り避けるように採取する。

※3連痰とは、日を変えて3日間痰を採取することです。
   同じ日に複数回、痰を採取することではありません。

正しい検査結果がでるように患者さんのご協力をお願いいたします。