皮膚科

疾患別診療

アトピー性皮膚炎

乳幼児~成人までアトピー性皮膚炎の炎症、増悪のメカニズムを理解し背後に潜む悪化要因も患者さんと共に考えます。
治療としては軽症例には副腎皮質ステロイド、免疫抑制剤の外用剤は必要最小限にとどめ、保湿効果のある軟膏で維持します。
重症患者さんは入院治療を行うと同時に、日常生活の指導や各種パッチテスト等を施行し、増悪因子の原因検索につとめます。

接触性皮膚炎

時計やイヤリング等の装飾品によるかぶれの多くはニッケルやコバルト等の金属が原因です。
また扁平苔癬、掌蹠膿疱症、以汗性湿疹らの難治性疾患の一部が金属アレルギーが誘因になるといわれています。
当科ではこのような金属パッチテストを始め、化粧等のパッチテストを施行し、原因を究明すると共に加療を行っています。

円形脱毛症

治療として副腎皮質ステロイドや塩化カルプロニウム液外用等があります。
難治性の円形脱毛症に対してはステロイド外用、内服療法、PUVA療法、液体窒素療法等、積極的に治療を行っています。

尋常性疣贅

液体窒素での冷凍凝固を中心とした加療を施行しています。

帯状疱疹

抗ウイルス剤の内服、点滴を中心に加療していきます。
重症の帯状疱疹の患者さんには入院をすすめ、特に痛みの強い方には、麻酔科(ペインクリニック)との連携のもとに痛みのブロックをお勧めします。

皮膚腫瘍

脂漏性角化症、粉瘤、皮膚繊維腫、母斑細胞母斑(ほくろ)等の良性のものから、日光角化症、ボーエン病、基底細胞上皮腫等の早期癌、または低悪性度の腫瘍、さらには有棘細胞癌等の悪性腫瘍のようにさまざまな腫瘍があります。各種腫瘍を的確に診断し、適切な治療を提供します。
また月曜の午後には手術日を設け、腫瘍の摘出、陥入爪の部分抜爪法による治療など毎週治療を施行しております。

その他

近年、従来不明とされてきた遺伝性角化症の原因がいくつか明らかにされてきました。
ケラチン遺伝子、ロリクリン遺伝子等の異常で角質が厚くなり手足が厚ぼったくなることが知られています。
こうした難病にたいし、光線療法、軟膏外用らの加療、またご相談に応じます。