「DX効果検証事業」について
〜ICTで拓く、学生の笑顔と看護の未来。あたたかく革新的な学びの環境へ〜
本校は、令和7年度、厚生労働省による「看護師等養成所におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)効果検証事業」の対象校に選定されました。
この事業は、ICTを活用した教育の実践や業務効率化の取り組みを検証し、看護教育全体の質の向上を目指すものです。
本校では、最新のデジタル技術を導入することで、学生がより自分らしく、健やかに学びを深められる「未来の看護教育」を推進してまいります。
■ 学びを支える3つの革新的ICT教材
本校では、DX検証事業の一環として以下の教材を導入・活用しています。
- F.CESS Nurse(臨床実習支援ICTシステム)
実習記録の電子化により、演習や実習の学びを可視化します。 - Medi-EYE(模擬電子カルテ)
臨床現場に近いデジタル環境で、シミュレーション教育を行います。 - 高機能シミュレーター(SCENARIO、フィジコ)
高機能シミュレーターを用いることで、実践的な臨床判断能力を養います。
■ 「思い出記録」からの脱却と、心身の健康の両立
看護学生にとって、手書きの実習記録は学習時間や睡眠時間を削る大きな負担となってきました。本校ではF.CESS Nurseの導入により、この課題を解決します。
- リアルタイム入力で「今」を記録
実習場面を帰宅後にメモから思い出す「思い出記録」を卒業し、学生はiPad等からその場で記録を入力できます。思考の分断を防ぎ、実習場面での気づきや臨床判断を鮮明なまま記録に定着させることができます。 - 睡眠時間の確保と健康維持
記録時間が短縮されることで、十分な睡眠時間を確保し、心身ともに健やかな状態で実習に臨める環境を整えています。 - タイムリーな個別指導
教員は学生の思考プロセスをリアルタイムで把握できるため、一人ひとりの進捗に応じた柔軟で的確なアドバイスがオンラインコミュニケーションにおり可能となります。 - 患者さんに寄り添う看護
書くことに追われる時間を削減することで、患者さんに寄り添い、看護を深く考える時間」という、看護教育の本質的な時間を確保することができます。
■ 臨床現場で「即戦力」として輝くために
本校の学びは、卒業後の臨床現場も見据えています。
- 臨床判断能力の向上
Medi-EYEを活用した「シミュレーション教育」と「臨地実習」の相互補完モデルにより、現場で求められる判断力を磨きます。 - プロの習慣を身につける
リアルタイムで看護記録を入力する習慣は、看護師の過重労働の原因である「記録の後回し」を防ぐことにつながります。学生のうちからこの習慣を養うことで、信頼される看護師への成長を支援します。
■ 学びの「伴走者」としての教職員
本校の最大の強みは、「新しいことにチャレンジする教職員」と、それを組織全体で支える体制にあります。
ICTはあくまで道具です。私たちは、デジタル技術を活用して生まれた時間で、これまで以上に学生一人ひとりと向き合い、対話を大切にしたいと考えています。教職員は単なる指導者ではなく、皆さんの学びを支え、共に歩む「サポーター(伴走者)」です。
革新的なツールと、人の温もりが調和した本校で、あなたらしい看護の形を一緒に見つけてみませんか。
