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先輩からのメッセージ

在校生から

3年生より(令和3年度入学生)

皆さんこんにちは!

姫路赤十字看護専門学校の魅力についてお伝えしたいと思います。

当校では、現役で活躍している看護師や医師から講義を受けることができ、最新の医療について学ぶことが出来ます。また、併設されている姫路赤十字病院で臨地実習を行う事が出来る事や演習で使用する人形や模型が整っている為、演習環境も整っています。

先輩や先生方も優しく丁寧に学校や看護について教えてくれます。

私たちと一緒に素敵な看護師を目指して当校で頑張りましょう!

皆さんのご入学をお待ちしています♪


 

卒業生からのメッセージ

井澤さん、寺澤さん
4階東病棟、MFICU

 当院は「総合周産期母子医療センター」で播磨姫路地域の周産期医療の中核病院として24時間365日、集中的、専門的な治療を必要とする妊産婦の受け入れを行っています。また、ハイリスクの方だけではなく正常経過をたどる妊産婦とも関わっています。

 実習では経腟分娩や帝王切開にも立ち会い、母親や家族と共に「命の誕生の瞬間」にも関わることができます。その経験は、自分が産まれた時のことやここまで成長してきた軌跡を思い返すきっかけになります。

 産科ってどんなところだと思いますか?なかなか想像するのは難しいですよね。

 私は実習に来られた学生さんに「当院の産科でしか経験できないことをたくさん経験してね」と伝えています。 “心が動く”多くの経験は、実習の原動力ややる気にもつながると思っています。

 また、産科では多くの看護学生、助産師学生の実習を受け入れています。どのスタッフも学生を受け入れ、学生と共に考えるという意識を持ち、チームの一員と考えています。

 命の誕生に立ち会ったり、母子の絆に感動したり、赤ちゃんに癒されたり・・・当院でしかできない心が動く実習をしてみませんか(^^)学生さんの頑張りを全力でサポートします。

 お産の様子の写真です。1番右側にいるのが看護学生さんです。(写真の使用許可をいただいています)



 


 

土井さん、福本さん
5階西病棟、5階東病棟

 5階西病棟は疾患の影響から意識障害や身体機能障害を伴う患者様が多く、日常生活の介助が必要な方が多く入院されています。失語や構音障害などの症状がある方や、気管切開などコミュニケーションが取りづらい方もおられますが、その方に合わせたコミュニケーションを工夫し、関わっています。

 5階東病棟は運動機能の障害を伴う患者様が多く、精神的にもダメージを受けておられる患者様が多く入院されています。その苦しみを理解した上で残存機能維持増進を図るため、患者様を中心とした医療スタッフ間のチームワークが必要になります。

 5階病棟は麻痺や疼痛、受傷部の安静のため安静を強いられていることも多く、セルフケアの見極めをきちんと行い、細かい配慮が必要となります。介護度が高く大変な病棟ですが、患者さんのADLの回復を実感することができる、とてもやりがいのある病棟です。また、周手術期の看護や疼痛への看護、床上排泄のケア、食事介助、経管栄養、呼吸援助など多くの看護技術を学ぶことができます。5階病棟は、幅広い年齢層の看護師が活躍しており活気がある元気な病棟です。実習に来られたら、絶対多くのことを学ぶことができます。

 ADLの回復を促す援助を実際に見ていただき、看護することの大切さを実感してください。


 

平井さん、澄田さん、村上さん
6階東病棟、6階西病棟

6階西・東病棟は消化器外科、消化器内科病棟であり主に消化器疾患の手術や内視鏡処置、薬物療法の患者さんが入院されています。

平均在院日数が短い中で患者さんに必要な看護を行い、患者・家族に寄り添った看護ができるように日々多職種と協力をしています。

実習では「かるがも実習」を取り入れており、学生さんが看護師とともに処置やケアに入ることでより多くのことを学び、経験することができます。

また、看護師それぞれが大切にしている看護観を学生さんに伝える場でもあり、実習をする中で理想の看護師像を見つけていただくきっかけになると思います。

個別性のある看護を実施できるように実習指導者の私たちもサポートし、学生もチームの一員として実習できる環境作りを大切にしています。

学生さんが実習が終わったときに、患者さんのために看護ができたという達成感や自信に繋がるように私たちも一緒に頑張ります。

様々な疾患や治療を学べる姫路赤十字病院が隣にある姫路赤十字看護専門学校は看護を学ぶ場として魅力的だと思います。

一緒に看護できる日を楽しみにしています。


 

上月さん、井村さん
8階東病棟、8階西病棟

8階病棟の実習指導者です。8階には血液内科と小児科の2つの病棟があります。実習病棟によって様々な疾患や対象を学べる姫路赤十字病院が学校の隣にあることはとても魅力的だと思います。

 自分たちが看護学生だった頃を振り返ってみて、たくさん悩んだことや、憧れの看護師を見つけたことや、将来働く自分をイメージしたりしていたことを思い出しました。

実習では学校で習ってきた看護技術を実践してしたり、教科書で習ったことが実際にどんな風に起こっているのかを患者さんを通して知ることができる貴重な場です。習ったことが、こういうことだったのか!とつながることも多いと思います。看護学校で学んできたことを基本として、担当の患者さんにはどんな風にすれば良いのか実習メンバーと考え工夫したり、実施したことを振り返りながら学びを深めていくことができます。

 どの患者さんも実習中、受け持ち患者さんに対して一生懸命関わり看護を展開していく姿が印象に残っています。そんな学生さんの姿は病棟メンバーに刺激を与えてくれます。学生さんが実習に来た時は少しでも力になりたい!と思って関わらせてもらっています。

 皆さんが看護師を目指そうと思われたきっかけは様々だと思いますし、目指す看護師像もこれからの経験で少しずつかわってくると思います。いろいろな看護師の働く姿をみてもらい、皆さんのモデルの一つになればいいなと思っています。

難しさを感じることもあるかもしれませんが、看護のやりがいを感じたり、実りの多い実習にぬるようサポートしていきたいです。


 

中居 綾さん
8階西病棟

1. 在学中の思い出

在学中の思い出といえば、臨地実習と国家試験までの道のりです。実習は大変でしたが、患者さんと関われることはとても貴重な経験でしたし、現場での経験は国家試験の勉強にも活かすことができました。また国家試験まではクラスメイトと一緒に勉強したりすることで学習を深めることができました。


2. 本校で学んでよかったこと

姫路赤十字病院と隣接していることです。いろんな病棟で実習することができ、病棟によって疾患が違ったり、対象(成人・小児)が異なるため、たくさん学ぶことができます。


3. 就職後の心に残る体験

私は新卒の頃から小児病棟で勤務し、たくさんの患児とその家族と関わってきました。日を追う毎に元気になっていく患児の姿や笑顔、家族から「出会えてよかった、ありがとう」と言ってもらえたときは看護師になって良かったと思えました。また新卒の頃は分からないことや不安なこと、悩むことがたくさんありましたが、指導者の方から「知らないことを知れるって楽しい!毎日新たな発見ができる看護師って仕事は素晴らしい。だから少しでも楽しいって感じてもらえるようになってもらいたい」と言って頂いた言葉が心に響き、看護師として頑張ろうと思えました。


4. 指導者として心がけていること

指導する立場にもなり、私自身、指導者としての経験も浅く、まだまだ十分な指導ができていないと思いますが、私が大切にしている看護観が伝わるような関わりを心がけています。


5. 学生との関わりで印象に残っている場面

どの学生さんも実習の中で、受け持ちの患者さんに対して真っ直ぐで、一生懸命何か看護をしてあげたいと考え、行動している姿が印象的です。私自身も学生さんと関わることで初心に戻ることができました。


6. 看護学生に期待すること(入学希望者へのエール)

患者さんに対して笑顔で接し、自ら考えて患者さんそれぞれに寄り添った看護ができるようになってほしいと思っています。


 

庵奥 達矢さん(平成25年卒業)
8階東病棟

1.在学中の思い出

 クラスに男性は自分一人だけだったので、苦労したこともありましたが、同じ目標を持つ仲間が支えてくれたので乗り越えることができました。その経験がいい思い出となっています。


2.本校で学ぶ魅力

 姫路赤十字病院で実習を行うことで、様々な経験ができることと就職後も慣れた環境の中で働くことができるのが魅力です。


3.就職後の心に残る体験

 脊髄損傷で麻痺のある患者さんとの関わりです。受傷直後はショックから看護師にきつくあたることが多かったのですが、しばらく経ってからケアをしている時に「いつもありがとう」と声をかけてくださったことがありました。自分たちの日々の関わりが少しでも患者さんにとって支えになれていたのかなと感じることができた体験でした。


4.指導者として心がけていること

 実習はとても貴重な学びの場面だと思っているので、少しでも多くの患者さんと関わって学びが得られるように調整していくことを心がけています。


5.学生との関わりで印象に残った場面

 退院後に在宅サービスや自宅環境の調整が必要な患者さんを受け持っていた学生が、カンファレンスの時に看護師も把握していなかった情報を共有してくれたことがありました。学生も医療チームの一員であることを再確認させられ、印象に残っています。


6.看護学生に期待すること

 看護師になりたいと思った時の気持ちを忘れずに、一緒に患者さんによりよい看護を提供していきましょう。


 

三木 悠史さん(平成19年卒業)
認知症看護認定看護師

以前から、患者さんやご家族とゆっくりと関わることが好きで、またせん妄等で混乱されている患者さんへの介入方法についても興味を持っていました。そのような中で、看護師となり10年目に上記の体験をしたことや、熊本地震の際に現地に救護班として出動させていただくという貴重な経験を通し、今までは限られた場所でしか実践してこなかった「看護」が、部署や病院を越えて、地域でも活かせる可能性があるのだと感じるようになりました。しかし、その可能性を確かなものとしていくためには、もっと専門的な知識や技術を習得していく必要性を感じるようになりました。そんな時に、看護部から認知症看護認定看護師を目指してはどうかと声をかけていただき、「自分が目指すものはこれだ!」と強く思い目指すことになりました。


 

南 優香さん(令和3年卒業)

私が看護師を目指した理由は、とにかく「誰かの役に立ちたい」というざっくりとしたものでした。しかし、この姫路赤十字看護専門学校に入学してから、整った環境の中で講義や演習を通して知識や技術を身につけ、隣の大きな病院で看護の実際を学び、医者や看護師など様々な医療従事者からお話を聞いて、患者さんとの関わりや看護の魅力を感じることができ、より強く看護師になろうと思うことができました。

今はまだまだ未熟者の看護師ではありますが、日々の患者さんとの関わりを大切にしながら、看護師としての知識や技術をさらに向上させ、思いに寄り添った看護が提供できるような看護師になれるよう頑張っています。皆さんもぜひ、この姫路赤十字看護専門学校で看護について学び、自分の理想とする看護師像を見つけ、素敵な看護師を共に目指しましょう!


 

前田 朝陽さん(令和3年卒業)

私は、小さい頃入院した際に、絵本を読みながら優しく声を掛けてくださった看護師さんに憧れ、看護師を目指すようになりました。4月から看護師として働き、不安なことや分からないことが沢山ありますが、先輩や同期に支えられ、少しでもお世話になった看護師さんに近づけるように頑張っています。その中でも、姫路赤十字看護専門学校で学んだ「人道」は今でも、これからも大切にしたいことです。赤十字の精神をじっくり学び、患者さんにより良い看護ができるように一緒に頑張りましょう!


 

石原 千佳子さん(令和3年卒業)

私が看護師を目指した理由は、私が幼い頃に、白衣を着て働く母の姿をみて憧れを抱いたからです。ずっと看護師になりたいとは思っていましたが、中学生の時に世界中には飢餓で苦しんでいる人がたくさんいると学んだことがきっかけで、海外でも活躍できる看護師になりたいとより強く思うようになりました。

今は、覚えることもたくさんあり看護師としてもまだまだ未熟ですが、いつどんな時でも丁寧な関わりを心掛け、患者さん、ご家族の心に寄り添える看護師になれるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

最後に本校の魅力は、隣にある姫路赤十字病院での実習を通して、臨床での実践を学ぶことができる所だと思います。また、赤十字ならではの特色を生かした外国語や災害救護の授業もあります。自分の目指す理想の看護師像に一歩でも近づけるよう共に頑張りましょう!


 

卒業生インタビュー