看護学校からのお知らせ

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ケニアでの国際支援活動の講演を聞いて

9月31日に開催した講演会の感想が届きました。

 

一部抜粋して紹介します。

考えるだけでなく、実際行動に移している点が、宮田さんにあって私にはないものだと思うので、これから身につけていきたいと思った。

今回の講演で見た映像は、数年前のものだと思うが、今もスラム街は世界中にたくさんあると思う。その中で、子どもたちが十分な栄養を取れず栄養不足で病気になってしまう現状は、見ていて辛いものだった。しかし、チャイルドドクターに参加したいと言う人がたくさんいることを知り、少し感動した。私も子どもが好きなので、看護師の経験を積み、海外に行く機会があれば、スラム街の子どもたちの支援を行いたいと思った。

目の前の人を助けたいという思いから行動に移すことの力を知ることが出来ました。私も誰かの力になりたい、私の力で救える力があるなら救いたいと、看護師になる夢を見つめ直すいい機会になりました。

最近、SNSでスラム街の子供たちや住人を支援する方々の動画をよく観ていましたが、その方達は実際に足を運んで食べ物を配ったりされていたので、自分が支援しに行くのはやっぱり難しいなあと感じていました。しかし、今日の講演を視聴して、直接的に物を届けたり、医療を提供したりする事が出来なくても、間接的にスラム街で暮らす子どもたちの生活や健康を支える事ができるんだなと感動しました。また、チャイルドドクターのシステムは経済的な支援だけではなく、手紙のやり取りで精神的な支援もできるところが魅力的だと思いました。一方的な募金や支援が多い中、双方向でコミュニケーションが取れるのは支援する側にとっても嬉しいシステムだと思います。

実際にテレビに出るほどすごい人のお話を生で聞けたのはすごいいい経験だと思いました。赤十字とはまた少し違うことをしているNGOについて改めて知ることが出来ました。

“国際的な活動に興味があるので、とても貴重なお話が聞けた。ケニアでのリアルな生活風景や医療を必要としながらも貧困により医療を受けられない子ども達の実情がわかり、自分にできることはないか今一度考える機会となった。

宮田さんのお話を聞いて、システムを作るなど直接医療を提供するということ以外でも子ども達を助け、グローバルに社会を変えていくことができるのだということに感銘を受けた。