2023年度入職 Tさん
みなさんこんにちは。寒いのが超苦手な研修医2年目のTです。最近寒さが厳しくなってきて嫌ですね。特に朝起きるのが苦痛で仕方ないです。
もうすぐ研修医としての2年間も終わり。来年度からは専攻医として、自身の専門領域に進むことになります。私は引き続き当院にて小児科医として勤務させていただくことになりましたので、当院の小児科について少しお話させていただこうかなと思います。
当院には姫路市内はもちろんのこと、西播磨地域や時には加古川や県北地域など非常に広い医療圏から小児科の患者さんがいらっしゃいます。最近だとマイコプラズマやCOVID-19、インフルエンザなどの感染症が多いのと、川崎病やけいれんなど子供たち特有の疾患を始め、虫垂炎や気管支喘息発作で入院される子たちや、染色体異常があって呼吸や栄養摂取のサポートが必要な子たちなど、入院生活を頑張っている子がたくさんいらっしゃいます。当院は様々な疾患の子供たちが入院しているので、その分日々の業務は忙しくはありますが本当に充実していて、なにより元気になった子供たちの顔を見ると、がんばってよかったなと自分の仕事に誇りとやりがいを感じることができます。たまにお手紙をくれる子もいて、小児科医は財布とかに入れて身に着けがちだったりします笑
子供は私たち大人と違って非常に繊細で、お薬の量を細かく調整する必要があったり、迅速な対応が求められるタイミングも多い一方で、その回復力は大人にはないものがあって、いつも驚かされるばかりです。今は、来年度からそんな刺激的な毎日にひとりの小児科医として過ごすことにワクワクするとともに、研修医とは比べ物にならない責任が生じることに身が引きしまる思いです。子供たちの健康と、そのお父さんお母さんの安心を守れるように、これからも研鑽を積んでいきます。
長くなってしまいましたが、小児科の魅力が少しでも伝われば幸いです。新生児グループのことは、2024.05.23のAさんの日記を参考にしてもらえればなと思います。当院にて初期研修をお考えの医学生さんはぜひ一度見学に、特に小児科にきていただけるととても嬉しいです!研修一同、大歓迎です。お待ちしています!