2024年度入職 Nさん
こんにちは。最近優秀な1年目のプレッシャーを感じている2年目のNです。
今回のテーマは地域研修です。
当院では現在地域研修先として7つの病院がありますが、今回私はその中の一つ北海道の清水赤十字病院に行ったのでそこでの仕事、生活について話をします。
まず清水町ですが、帯広の横にある町であり、人口約8千人に対して、牛が5万頭いる町です。
清水赤十字病院は町で唯一の総合病院であり、常勤医は4人であり、80床の病床を持っています。総合診療、健康診断、訪問診療、施設回診、また夜間の透析なども行っている病院です。そこで私の業務は外来や、入院患者の検査計画や治療、施設回診に同行したりしていました。
医療面では、正直最初は「医師4人で町全体を診るってどうやって…?」と思っていましたが、先生方の連携力と判断力の早さに毎日驚かされました。特に印象的だったのは、ある急患対応で、循環器も感染症も全部一人で対応している姿です。「専門に頼れない環境で、総合力を磨く」という意味を、身をもって学びました。
また同じ時期に、他の病院から2人の研修医と、1人の専攻医が来ており、お互いの足りない部分を補いあい、またお互いの病院研修についての違いも共有しあい、非常に刺激を受け、視野がまた一つ広がった気がします。また清水町、帯広地方のグルメをほとんど食べ尽くしたのではないかと言えるくらい一緒に仕事終わりも食べて飲んでしたのも良い思い出です。
研修を通じて、「医者の仕事は病気を診るだけでなく、その人の生活を診ることなんだ」と改めて感じ、「地域に根ざす医療者になりたい」と思える貴重な時間となりました。
これから地域研修を考えている後輩の皆さん、清水赤十字病院での研修は、多くの学びと温かさが得られる研修になるはずです。
モ〜れつにおすすめします!