2022年度入職 Mさん
みなさん、こんにちは。初期研修医一年目のMです。
もう2月ということで入職してはや一年が経とうとしていることに気づきました。
一年はあっという間ですね。
今回私からは先日行われた院内ICLSについてお話したいと思います。
ICLSとはImmediate Cardiac Life Supportの頭文字を取った略語で突然の心停止に対して最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生を習得することを目標としています。
院内ICLSは救急部長の八井田先生やインストラクターの看護師さんの指導の元、心停止状態(CPA)の患者さんが搬送されてきた場合の対応について実践形式で研修が行われました。国家試験の勉強や学生時代の実習で何度も学ぶことですが、いざ自分たちでしてみるとなると案外難しいものでした。
本来は一年目研修医の当直が始まる6月あたりで実施されることが多いのですが、今年はコロナの影響で時期がズレにズレてこの時期になったとのことです。幸いにも私はCPAに遭遇したことが一度しかないのですが、その時のことを具体的に思い出しながら研修を受けることができ、とても勉強になりました。
BLSから復習し、緊急時の挿管やDCの使い方なども実物に触れながら勉強することができました。
またグループに分かれてシチュエーションや役割を変えながら、何度も実践を行ううちに頭の中で整理され、次に何が必要か、など考える余裕が生まれてきたり、インストラクターからのフィードバックでできていなかったことも指摘していただき次に活かしたりと大変充実した時間になりました。
次にCPAに遭遇した時はこの研修で学んだことを思い出して、積極的に蘇生に参加できればと思います。
当院はこの研修の他にも、各科の先生からレクチャーをしていただいたり、エコーに精通した検査技師さんからエコーについての講義があったりと学びの場を多く設けていださっていて、非常に勉強になります。この日記を書く機会をいただいて、様々な方のご指導のおかげで充実した研修生活を送れているなぁと改めて思いました。
こんな感じで長々書いてしまいましたが、いかがでしょうか?
少しでも気になった方はぜひ見学にいらしてください!研修医一同お待ちしています。