2024年度入職 Eさん
こんにちは。入職してもう1年が経ち、もう少しで後輩が入ってくることに驚きを隠せない研修医1年目のEです。時間が経つのは本当に早いと実感させられる今日この頃です。
私からは当院の初期研修のローテーションについて紹介させていただきます。
まず、1年次は必修化である、内科を6か月と消化器外科、小児科、産婦人科、精神科、麻酔科、救急科を各1か月ずつローテーションします。内科は循環器内科、消化器内科、肝臓内科、血液内科、呼吸器内科、腎臓・膠原病・内分泌・糖尿病内科を各1か月ずつローテーションします。
必修科で珍しいのは肝臓内科でしょうか。消化器内科の肝臓チームに1か月配属され、マイクロ波焼灼や肝生検といった処置も経験させていただけます。小児科・産婦人科は総合周産母子センターである当院ではそれぞれ最後の砦としての役割を果たしているため非常に勉強になりました。精神科は、当院から1.5kmほど離れた高岡病院で研修させていただいています。高岡病院では希望すれば成人だけでなく児童精神の診療も経験させていただけます。
2年次では、必修は救急科1か月と地域研修1か月の2か月以外の10か月はすべて選択期間になっています。選択期間では院内のすべての診療科で研修することが可能になっており、とても自由度が高いです。また、当院ではすべての診療科に加え、検査部をローテーションすることも可能になっています。検査部では検査技師さんからエコー検査を直接指導していただけるのでとても力が付くと毎年人気です。また、来年度からは微生物検査も指導していただけることになったため、グラム染色や血液の塗抹鏡検なども習得することができるようになりました。
必修の地域研修は、全国7か所の病院の中から行く場所、行く時期を自由に決めることができます。いくつかの病院については以前のリレー日記で紹介されていると思いますので、是非そちらを読んでみてください。
当院のローテーションは総じて自由度が高く、自分が勉強したいことをとことん勉強できるカリキュラムになっています。また、どの科の先生方も優しく丁寧に指導してくださるので、どの科を周っても大変勉強になります。
ローテーションについてももっと語りたいですし、各科の魅力も語りたいのですが、あまりに長くなりすぎますのでこの辺にしておきます。
各科の魅力などは、ぜひ当院に見学に来て味わっていただけたらと思います。研修医室で研修医と話す時間も必ず設けられていますので、もし見学にお越しになったときは何でも気軽にお尋ねください。
皆さんが見学に来てくださる、ひいては当院で初期研修をしてくださることを研修医楽しみにしております。