2020年度入職 Hさん
2020年6月30日
初めまして。研修医1年目のHです。
私からは小児科での研修を紹介させていただきます。
小児一般病棟は、新型コロナウイルスの影響でずっと患者数が少なく、全病床の半分も埋まっていない状況だったのですが、6月末現在少しづつ患者さんが増えてきている印象です。
当院小児科は、中・西播磨地域の一大拠点として幅広い医療圏をカバーしており、豊富な症例が集まってきます。熱性けいれんやアナフィラキシーといったcommon diseaseはもちろん、川崎病やクループ症候群、また非常に珍しい代謝性疾患などもみることができます。
小児科はチームで病棟管理を行っており、朝夕2回チームで病棟回診があります。質問や相談などもしやすい雰囲気です。
問診や身体診察の仕方など同じチームの先生からフィードバックを頂ける機会も多くあり、充実した研修をさせていただいています。週に1回ある研修医カンファレンスでは実際に救急外来で自分が経験した症例について、主訴、現病歴から鑑別診断に至るまでディスカッション形式で勉強することができます。問診や身体診察で意識すること、必要な検査は何か、どういう「思考プロセス」を経て鑑別疾患を挙げていくかを学べます。小児志望の方はもちろん、志望でなくとも多くのことを学べると思います。
研修病院を迷っている学生さんがいましたら、是非一度姫路赤十字病院に見学にお越しください。研修医一同お待ちしております。