122回生入学式 学校長式辞
2020.04.07

本日は45名の新入学生の皆様、入学誠におめでとうございます。心から歓迎いたします。

本日はご参列がありませんが、皆さまの保護者の方々もさぞお喜びのことと思います。

平時であれば華やかに入学式を執り行うのでありますが、コロナ禍と言った国難とも言える状況下ですので簡素化させていただきました。ご理解のほどお願いします。

大変な時期にもかかわらず兵庫県支部局長、そして一言学生に声をかけたいと公務の忙しい中、姫路市市長がご列席くださいました。有難うございます。学生・職員を代表してお礼申し上げます。

 

簡素化された入学式にあたり、皆様にどのようなメッセージを送ろうかと考えました。

先ず日本赤十字社の赤い救護服で皆様をお迎えしました。

赤十字には基本7原則がありまして、わたしたちの学校ではこの7原則を基にして、その上で看護学を教育しています。7原則とは人道、公平、中立、独立、奉仕、単一そして世界性です。そのなかでも人道を最も大切にしています。「人間の生命は尊重されなければならないし、苦しんでいる者は、敵味方の別なく救われなければならない」という意味です。学校生活の中でこの事を学んでいただければと思います。この人道の考え方は、皆様のこれからの人生の中で如何に大切である事がきっと理解する時がくると思います。

 

コロナウイルスの禍は、あえて言うならば、私たち医療従事者にとって一生の間ほとんど経験することのない貴重な事態の真只中にいると言えます。

皆様は看護師を目指されていますので理想と思われている看護師の祖と言われるフローレンス・ナイチンゲールについてほんの一言話しをします。女史は統計に基づく医療衛生改革で有名です。クリミア戦争の悲惨さを客観的に観察し、病院内の不衛生等蔓延する感染症対策に重きを置き、従軍兵の死亡率の低下に貢献しています。

ナイチンゲールに見習って、今世界で起こっていることをしっかりと観察し、評価検証していただければと思います。わたしたちの病院職員も今コロナ禍で人道の精神のもと医療を実践しています。よく見ていてください。

 

因みに姫路赤十字看護専門学校を卒業された先輩方のうち7名の方がフローレンス・ナイチンゲール記章を受賞されていることを申し添えておきます。

 

平時の入学式であれば看護師は如何に住民にとって重要な役割を為すか、如何に住民から期待されているか、看護師として心がけることなどをお話しするのですが、今回は世界中が大変な状況ですので少し硬い話としました。

本日はご入学誠におめでとうございます。

 

                                  学校長 佐藤 四三

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