学校長のあいさつ

「人道」を理解して活動できる看護師へ

姫路赤十字病院専門学校 学校長 佐藤四三

 姫路赤十字看護専門学校は修業年限3年の救護看護婦養成所として明治42年に開設されました。以来、平成21年4月に100周年を迎えた伝統ある学校です。本校で学んだ卒業生は、看護師をはじめ、保健師・助産師として自らの専門職を通して、多方面で活躍しています。広く看護界のリーダーとして多くの功績を残された先輩が多くおられ、特に看護師として最高の名誉であるF.ナイチンゲール記章を7名の方が受章されています。最近では平成15年に髙橋令子さんが受章されました。私たちにとって大変な誇りと思っています。
 赤十字社の基本理念は「人道」であり、本校はこの「人道」を理解して看護師として活動できるよう育成しています。本校卒業生の多くの看護師が姫路赤十字病院で活動されています。「患者への思いやりが最も大切なことである」という文化を赤十字の看護教育を受けた先輩が創り上げています。赤十字精神に基づいた看護が地域住民の赤十字病院の信頼を形成し、ブランドに育て上げています。
 平成23年東日本大震災では多くの救護班が活躍し、赤十字の救護活動が国民に広く認められました。当院からも多くの看護師が救護活動をしました。また本校教員は石巻赤十字看護専門学校の再開に積極的に参加し、活躍しました。今も国内だけではなく国際救援活動に参加し、フィリピンで先輩が活躍しています。
 災害時の活動だけでなく、保健・医療・福祉の分野で看護師の活動は幅広いものがあります。今日本は世界に類を見ない少子・高齢化が進み、医療の高度化・専門分化・男女共同参画社会の発展などを背景として、国民は健康への関心を深めています。このような社会にあって看護師に対する期待はますます増大します。
 本校は社会のこうした期待に応えるために、赤十字の基本理念「人道」に基づき保健・医療・福祉・赤十字活動の向上に幅広く貢献できる人材を養成します。赤十字ならではの特色を生かしたカリキュラムを用意し、他校には見られない独自性を誇っています。姫路赤十字病院が主な実習施設となります。姫路赤十字病院は研修医をはじめ、多くの医療職の研修を受け入れています。現在の医療では患者を中心とした多職種によるチーム医療が行われていますが、本校にはこれを学ぶ体制が十分備わっています。
 赤十字の基本理念「人道」を理解し、地域医療・赤十字活動に幅広く活躍できる看護師が姫路赤十字看護専門学校より育つことを期待しています。

「人道」を理解して活動できる看護師へ

姫路赤十字病院専門学校 副学校長 柳めぐみ

「看護」は「看る」と「護(まもる)」を語源としています。親が子を育み、元気な者が弱った者の看病をする等、太古の昔から看護は行われてきました。現在では在宅医療の推進、生活支援が強化され、ますます看護職が重要な役割を担うことが期待されています。大震災の時も、看護職が被災者の生活を守り活躍しました。
 本校は、赤十字の基本理念である「人道」の実践者を育成したいと考えています。赤十字は戦時において敵味方の区別なく負傷者を救護したいという願いから生まれました。人道の目的は、苦痛を予防し軽減すること、命と健康を守ること、個人の尊重を確保することです。その人道を看護実践で具現化して活動できる看護師の育成を目指しています。
 看護は自分の身体を使って、相手に働きかける職業です。思っているだけでなく、実際に援助することが求められます。本校では、体験から学ぶことを大切にしています。そのため、入学後すぐに臨地実習の機会を作っています。又、受け身の授業ではなく、様々な体験を取り入れ、実際に感じ考え、同じ志を持つ仲間と交流して、成長して欲しいと願っています。私たち教員も皆さんと共に学んでいきたいと思っています。

おすすめコンテンツ

学校新聞「カリオン」
あなたにピッタリな仕事を知ろう OPEN CAMPUS!
姫路赤十字専門学校だより
よくある質問:Q&A
資料請求はこちら 募集要項請求