8割だと15日、65%だと70日以上
2020.04.19

2020.04.19

 

 

なぜ、人同士の接触機会を8割減らす必要があるのか。

 厚生労働省クラスター対策班に参加する西浦博・北海道大教授(理論疫学)

 

「できるだけ劇的に接触を減少させると、対策期間は短くてすむ。甘い削減だと長期化する」

 

3月下旬の東京都では、1人の感染者が新たに1・7人に感染を広げていたと推計されている。

今回の試算で「2・5人」と仮定。この2週間で感染者数の増加傾向がみられたため、感染が急速に広がる

欧米と同じレベルまで悪化していると想定した。

試算では、10万人あたり1人の感染者がいた場合、感染が始まって20日目には新たな感染者が1日で約500人に上る。

ただ、20日目から人と人との接触を80%減らすと、35日目ごろには新たな感染者が100人まで減り、その後、ゼロに近づいていく。

一方、接触の削減が65%だと、新たな感染者が100人に減るまでに70日以上かかる。

新型コロナは、密閉・密集・密接の「3密空間」で感染が広がりやすく、感染者の集団が相次いで患者の爆発的な増加につながると懸念されてきた。

対策班はクラスターを早く見つけ感染を食い止めようとしてきたが、感染経路をたどれない感染者が多数になっている東京などでは限界に達している。

不要不急の外出自粛など、人との接触の削減で、感染を一気に減らすことで、再びクラスターを見つけて対策を取ることができるレベルになるとみている。

感染してから陽性が確定するまでに約2週間。今の行動制限の効果は1カ月程度たって、やっと患者数が目に見えて減っているかどうか評価できる。

2メートル以内で「おはよう」「元気」といった簡単な言葉を2、3回交わすことや、肩をポンとたたくことなどが「人との接触」にあたる。

ウイルスがつばに含まれるため、飲食店で向かい合って食事をするだけでも接触と言える。

お互いに距離をとってジョギングをしたり、子どもが公園で遊んだりするのは問題ない。

 

接触の例

・2、3文程度の会話

・握手する、肩をたたく

・複数人での体育館の使用やロッカーの共有 など

 

接触リスクを下げるための行動

・2メートル以上離れて会話

・対面での食事を避ける

・時差出勤 など

朝日新聞デジタルより抜粋

 

こう考えると、日本の風習である「おじぎする」、「アイコンタクト」を重んじる対応は、人との適度な距離感を保つ「誇れる文化」ですね。

一人ひとりのウイルス感染回避行動の実践により、できるだけ早く皆さんとお会いできるように学校も準備を進めていきます。

皆さんも臨時休校中に「コンテイジョン(CONTAGION)」や「アウトブレイク」などの映画を観て、今そして、これからとるべき行動を考えてみて下さいね。

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