コロナ新時代における姫路赤十字看護専門学校の行動ガイドライン
2021.06.29
コロナ禍における行動ガイドライン
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、新規感染者も増加傾向にあり、今後も感染予防と蔓延の防止に努める必要がある。
そこで、ワクチンや治療薬、治療法の確立、法規制の変更等により、新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザ等と同等の扱いとなるまでの間、校内における感染防止のための行動ガイドラインを定める。
１． 基本的な行動ガイドライン
（１）体調管理の徹底
① 毎日、検温するとともに、チェック表により体調管理を徹底する。
体調が悪い場合は登校せず、学校に連絡し、教員の指示に従うとともに、必要に
応じＰＣＲ検査を行う。
② 実習にあたっては、実習先の病院等に体調管理の徹底など感染防止対策に取り組
んでいることを報告し、理解を得て実施する。
（２）マスク着用の徹底
① 建物内においては常時着用する（特に廊下、階段等の共用部分や複数の人が同時
にいる教室等）。
屋外においても、熱中症対策に留意しながら、常時着用する（特に会話する時や
近接する場合、人が多い駅・バス停や量販店等）。
② マスク等感染防御をしない状態では、お互いの距離（対人距離）を２m（最低で
も１m）以上とるとされているが、本校としてはマスクは常時着用する。
また、マスクをしていても会話する際は、直接触れない程度の対人距離の確保す
るなど感染対策に留意する。
（３）手洗いの励行
新型コロナウイルスは界面活性剤（石鹸）に弱いため、石鹸と流水による手洗いを
頻繁に行う。石鹸と流水による手洗いが難しい場合、エタノール消毒剤等による手指
消毒を行う。
（４）食事時の感染拡大防止
食事の際は、シールド(アクリル板)がないテーブルでは、対面での着座を避け、可能な限り同じ方向に座る。また、食事中の会話は控える。
（５）拭き取り消毒の励行
接触感染防止のため、多数の人が触れる箇所（ドアノブ、机、椅子、共用端末等）
は、界面活性剤（マイペット等）による拭取り清掃を適宜行う。
（６）アルバイト
原則アルバイトは禁止する。
経済的な理由によりアルバイトを必要とする学生には、(奨学金・支援金・給付金等
を紹介するなど個別に対応する。
２． 学校継続のためのガイドラインの遵守
（１）感染者が発生した場合、感染者（患者）は隔離入院あるいは宿泊施設や自宅で療養
するとともに、保健所により判定された濃厚接触者は２週間の自宅待機措置がとられ
る。また、学校内の消毒等も行うこととなり、その結果、学校継続ができなくなる場
合がある。
（２）上記のガイドラインは、感染防止対策を徹底し、仮に学校内で感染者が発生した場
合においても、濃厚接触者と判定される者を限定することにより、学校継続が図られ
ることを目的としている。
（３）ガイドラインの遵守は、学生・教職員全てに対し、強く求められるものである。学
生・教職員は、ガイドラインを遵守し、感染防止対策を徹底することが極めて重要で
ある。
（４）そのため、具体的には、授業時にガイドラインの内容を学生に周知する、ガイドラ
インを学内掲示する、マスク非着用の学生には直ちにマスク着用を指導する、昼食場
所を確保する、非常勤講師に取り組みの徹底を依頼する等の対策を講じる。
また、必要に応じＰＣＲ検査を実施するとともに、希望者にワクチン接種を行うな
ど、学校継続が図られるよう、学生・教職員一体となって感染防止対策に取り組む。
