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3年間の実習を終えて

 

こんにちは!広報委員の3年生です!

私たち3年生は、12月11日で1035時間の実習を終えることができました!!! 😆 入学後1ヶ月もしない内にあった基礎看護学実習Iで、患者さんと話をしながら「患者さんとは」について考えたことがとても懐かしく感じます。 この時は病室に入る前からとても緊張しながら実習をさせていただき、患者さんの病気に対する思い、これからの生き方について、家族の患者に対する気持ちについて学ばせていただきました。基礎看護学Iの実習担当の先生から「この今の患者さんに対する気持ちは忘れたらあかんよ。」と言われたことを今でも覚えています。

今回の統合実習でも、患者が今どんな思いなのか、患者にとって必要なことは何なのかをチーム全体で一生懸命考えさせていただきました。自分達が患者さんに看護を提供する中で、どのような看護体制にするのか、どうやって看護を展開していくのか等、チームで悩んで試行錯誤する時もありましたが、先生方や実習 指導者等に助言をいただきながら、 徐々に自分達が考えた患者さんへの看護に近づけていく事が出来たと思います。また、患者さんへの関わり方でも、自分一人だけで抱え込まずに、チームに相談して統一した関わ りを行なっていく事や、チームで連携しながら動いていく事等、多くの事を学ぶ事が出来ました。

このように学ぶことができたのは、先生方や師長さん、実習指導者さんはじめとする病棟・病院のスタッフ の方々のおかげです。COVID-19の影響により実習が困難な時も、どうにか病棟で実習ができないか、出来る限り同等の学び・体験を得られるように、今できることを一生懸命考 えてくださいました。特に、5月にあった実習は学内実習となりましたが、各病棟の担当の先生方が1人ずつ援助計画を丁寧に見てくださり、より具体的で一つ一つの言葉にこだわって作成することができました。私はこの時に援助計画を具体的に立案できていたからこそ、それ以降の実習ではその患者さんに合ったより具体的な援助計画を立案できたと思っています。また、病棟での実習でもスタッフの方々が様々な体験を出来るようにと、受けもたせて頂いている患者さん以外の処置や援助を行う時にも声をかけて下さったり、学生の意見や考えを親身になって聞いて、助言をして下さったり等、今後 臨床で働く時や国家試験に向けて多くの学びを得る事が出来ました。私達学生のためにと、常に私達のことを考えてくださりありがとうございます。

3年間の実習を通して、私達は入学当初よりも患者さんにとっての看護を具体的に考えられるようになったり、自分自身の弱み等を知りながら成長していく事が出来ました。次に病棟に行く時にはもう私達は看護師として行かせて頂く事になりますが、3年間の学びを活かしながら自分自身が目指す看護師になれるように努力していきたいと思います!そして、2月には国家試験があるので、3年間の集大成として力を発揮できるように頑張っていきたいです!

 

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看護師さんと一緒に考えさせていただきました。

 

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患者さんと目線を合わせてお話中。

 

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しっかり患者さんの名前を確認!

 

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学生間でもたくさん話し合いました!

 

ここで実習担当のK先生から、3年間の実習を通しての振り返りをいただきました!

 

3年生の皆さんへ

 

3年間の実習が終わりましたが、今はどんな気持ちですか?

やっと終わった~!(^^)!  やり切ったぞ!  もっとできたことがあったかも…(-.-)

いろいろな思いでいっぱいなのではないでしょうか?

 

1年生…初めての基礎看護学実習Ⅰ。患者さんと話ができるかドキドキしていましたね。少しずつ患者さんと話ができるようになり、患者さんがどんな思いで入院生活を送られているのか知ることができましたね。

 

2年生…領域別実習が始まりました。自分で情報収集をして、患者さんが困っていることが何なのか、患者さんが必要としている援助は何か…考え、悩みましたね。自分が行った援助によって患者さんが安心されたり、安楽に感じられたりして、嬉しい!と感じました。

 

3年生…はじめの実習が、コロナ禍で学内実習になり、戸惑うこともあったと思いますが、じっくりと学習することができました。6月から病棟実習が再開し、徐々に複雑な状態の患者さんを受け持つようになり、どのように関わったらいいのか分からなくなった時もありましたね。院外実習では、多くの施設で緊張を感じる反面、療養者さんや家族の生活を理解することができました。そして最後の統合実習では、患者さんが望んでいることは何か、患者さんにどうなってもらいたいか、何度も何度も話し合いをしました。また、チームで看護をするということを考え、実施し、看護の喜びを感じることができました。患者さんのことを考えながらも、チームメンバーのことも気にかけ、お互いに助け合っていて、本当に頼もしく思えましたよ。(#^.^#)

 

3年間を振り返ると、いろいろなことができるようになり、患者さんのことを第一に考えることができるようになったと思います。統合実習の学びの発表では、皆さんが成長した姿を見ることができて、とても嬉しく感じ、熱いものがこみ上げてきました。本当に、よく頑張りましたね。こんなに大きく成長できたのは、自分たちの頑張りはもちろんですが、多くの方々の支えがあったことを忘れないでくださいね。そして、何より、患者さんが支えてくださったこと、患者さんが大切なことを教えてくださったことを忘れないでください。

3年間の実習で学んだすべてのことは、患者さんと関わるうえでの基盤となると思います。たくさんの人々から多くのことを学び、これから看護師としても成長してください。・・・そのために、まずは、“国家試験全員合格”を目指して、がんばろう!!!(*^_^*)