看護学校からのお知らせ

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「からだを大切にする」とは…

久しぶりにクラスⅠ全員が教室に揃いました。

朝礼では、2名の学生が、「家族のけがをきっかけに看護学生として考え実践したこと」、「万病のもとと言われる『冷え』の原因と対策について」をスピーチをしてくれました。どちらも、看護学生として学んだ知識や技術を自分や大切な人のために活かしていきたいという思いが詰まっていました。

最近、月経痛を理由に欠席する学生がいます。自分のからだを知り、大切にしてほしいことを伝えようと思っていたので今日のスピーチの内容はぴったりでした。月経(生理)についての説明をするとき、「性」についても一緒に考えてほしいと思っています。「性」は「心が生きる、心を生かす」ことです。「月経」や「性」を話すことは決して恥ずかしいことではなく、とても大切なことです。

登校できないほどの痛み、多量の出血、何か月も月経が来ないなどトラブルがあるときは、恥ずかしがらずに産婦人科(レディースクリニック)を受診しましょう。基礎体温を計ってみて自分のからだのリズムを知ることや、ピルなどを使って月経をコントロールすることをお勧めします。男子学生の方は、大切な人が月経のトラブルで困っている時にはぜひ声をかけてあげてください。

学生の皆さんは①病気にならないように体調を日々整える ②調子が悪いときは速やかに受診する ③登校できないときや欠席後の登校時には必ず自分で報告することを心がけてください。

教員は皆さんのことを看護学生として、社会人として成長できるよう心配と応援をしています。困ったときは遠慮せずに相談してください