10月1日は十五夜ですね
2020.09.29
十五夜は、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事と言われています。
平安貴族が中国の風雅な観月を取り入れ、のちに庶民に広がると、秋の収穫物を供えて実りに感謝をする行事となったようです。
十五夜は芋類の収穫祝いを兼ねているので、別名「芋名月」といい、里芋やさつま芋を供えたりしますが、皆さんのおうちでの習慣は何かありますか?
今年は、感染防止対策として、校内の生花もできるだけ避けていたのですが、可愛かったので飾ってみました。
文化委員の皆さんがショーケースにディスプレイしてくれたお月見ともマッチしています。
随分涼しくなって空気が澄んできました。
砥峰高原のススキが見どころの時期です。気分転換にドライブしたいところですが…
写真で我慢しています。
ところで、どうしてお月見にススキを飾るのかご存知ですか?
ススキは月の神様の依り代と考えられているのですね。本来は実りを象徴する稲穂をお供えしたいのですが、
稲刈り前なので、稲穂に似たススキを用いるようになったと言われています。
また、ススキの鋭い切り口が魔除けになるとされているため、お月見の後、軒先にススキを吊るす風習もあるようです。
さて、十三夜は十五夜に次いで美しい月だと言われており、中秋の名月である十五夜から約1カ月後に巡ってくる十三夜のお月見は昔から大切にされているのだそうです。
十三夜は10月29日(木)です。
今年の中秋の名月や1か月後の十三夜は、どんな形で私たちを楽しませてくれるのでしょう。
季節を楽しみ、心豊かに過ごしていきたいですね。