看護学校からのお知らせ

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基礎看護学実習Ⅱを終えて

広報委員の1年生です 😛 

私たちは1/24(月)〜2/8(火)までの12日間基礎看護学実習Ⅱがありました。今回の実習では、初めて患者さんを受け持たせて頂きました。ADLが自立されている患者さん、手術を受けられた患者さん、そして緩和ケアに入られている患者さんなど、私たちは様々な状態の患者さんと関わらせて頂きました。個別性を大切にした援助を行いたいという気持ちの反面、目の前に患者さんに必要な援助はなんだろう…と悩んでいる人もいました。しかし、実習指導者や病棟看護師、先生方にご指導頂き、患者さんに合った援助を見つけて行うことが出来ました 😀 

 

今回の実習で学んだことをクラスの2人に聞いてみました!

 

まずは、眼科・循環器内科・心臓血管外科の混合病棟に行ったAさん 🙂 

今回初めて患者さんを受け持たせて頂きました。この実習を通して個々の患者さんに合わせた援助を行うことが大切になると思いました。ある一つの方法が目の前の患者さんに適切とは限りません。情報収集を行い問題点を見つけ、改善するために何が必要かを考えました。また患者さんとのコミュニケーションの中で、垣間見える表情や仕草を見つけることも心がけました。今回の実習では身体面だけでなくあらゆる面から患者さんをみることで援助に繋がっていくことの大切さを学ぶことができました。知識や技術も未熟ではありましたが、その中で病棟の看護師、先生方に様々なことをご指導頂きました。今回の学びを次回の実習に活かしていきたいと思います。そして、このような状況下でも病棟実習を受け入れてくださりありがとうございました。

 

次に、泌尿器科・内科の混合病棟に行ったMさん 🙂 

初めて患者さんを受け持たせて頂く実習で緊張していましたが、実際にコミュニケーションをとったり援助をして関わることでその緊張も和らいでいきました。身体や生活背景、価値観、思いなど決して一緒ではない患者さんの個別性を理解するために会話や観察、情報収集をしてどんな援助ができるかを考えて12日間の実習に取り組みました。援助をするにあたってその根拠や患者さんの気持ちを大事にしながら実施することの大切さと、ケアをすることだけが看護ではないということを学びました。他にも多くの学びがあった基礎看護学実習IIでしたが今後の課題も見つかりました。学んだことはこれからの講義や実習に活かして、今後の課題に向かって日々勉強や技術練習を積み重ねて成長していきたいと思います。

 

このような状況下でも実習を受け入れて下さった病院の皆様、実習を行えるように調整して下さった先生方に感謝し、今回の実習で学んだことを今後の講義に結び付け、次回の実習に取り組めるようにしたいと思います。