内田陽子先生のご講演を聴講して
2023.11.04
10月27日
戴帽記念講演会「ようこそ看護の世界へ。真実の探求への道」
を聴講した学生の皆さんからの感想を一部ですが、紹介します。
内田先生の話し方がとても上手くて聞いていて楽しく、興味深かったです。特に、認知症の方はなぜ同じことを何回も言うのかという話が印象に残っています。患者が発する言葉の裏にある伝えたいことに気づけるような看護師になるために、日頃の病院バイトや実習などで患者の些細な行動や言葉に目をつけて意識していこうと思いました。
なかなかお風呂に入れない患者さんに対して、ただ、お風呂に入ってくださいと指示するのではなく、私もけん玉を成功させるために頑張るから、患者さんもお風呂に入るのを頑張ってくださいという、看護の方法が印象に残っています。看護の方法はたくさんあると知り、自分にできることをうまく使っていくことが大切だと感じました。今後、実習が始まりますが、決まった看護ではなく、自分にできることを最大限に活かし、その人に合った看護を提供できるように頑張りたいと思いました。
話がとても面白くて、教え子の卒論も内容がすごく興味深く、3年になったときにケーススタディでの発表に活かしていきたいと思いました。また、コミュニケーション力やアイディア力も看護にとっては欠かせないと学ぶことができたので、今後学校生活や実習において身につけていきたいと感じました。
これからの私には、実習や勉強に一生懸命に取り組み、知識や技術を身に付けていかなければならないですが、講演の中にもあったように芸も身につけることによってよりリアリティのある練習ができることを学びました。また、決まりきった看護をするのではなく、患者さんの症状について一つ一つなぜなぜ分析をして症状に向き合い、探求していくことでその人に合った看護を提供できるようになりたいと感じました。
話の仕方や内容がとても面白くて講演も楽しく聞かせていただきました。子供の頃からいろんなことになぜ?と問いながら過ごしてきたことで、看護師時代にたくさんの新しいものを開発されていてその行動力に驚きました。また、何か厳しいことを言われた時もへこたれてしまうのではなく、逆境に立ち向かう姿勢で努力を続けてこられていて私も見習うべきだと思いました。今回の公演を聞いて、内田先生のように様々な視点でものを見て新しいひらめきに繋げ、患者さんのためになるケアが行えるような看護師になりたいと思います。
とても個性的でおもしろい講演でした。先生の幼少期から看護師になるまでの様々なことを教えてくださり、先生の何事にもなぜと疑問に思うことの大切さを学びました。私も何事にも興味を持ち疑問に思ったことをそのままにせず、自分で調べたりして解決し、身につけていきたいと思いました。また、患者さんの立場に立つということが大変重要であると学びました。患者さんの立場に立つことで患者さんが伝えたいことなどを理解することができ、より患者さんが望むケアを行うことができると感じました。
“内田先生の世界に引き込まれた、とても面白く関心が持てる講演会でした。先生の学生時代から現在までの経験を語っていただき、改めて看護の奥深さを感じることができました。
今後の実習では、大変なことが多いと思いますが、内田先生ようにポジティブに積極的に行動し、自分の強みを活かして取り組んで行きたいと思います。”
“講演会を聴いて、疑問に思ったことはなんでも調べてみる、実践してみるということが大切だと感じた。自分で考えることや新しいことに挑戦してみることも、今だからできることだと感じたので、やっていきたいと思った。
今後は、普段の生活や実習にも活かしていきたいと考える。さまざまな視点から考え、その人らしく生きることを支援していけるような看護ができるように、努力していきたいと思う。”
“講演を聴いているとどんどん引き込まれていくように感じ非常に興味深く、楽しみながら講演を聴くことができました。私は苦手なことから逃げてしまうことが多いのですが、講演会を通して、苦手や問題にもぶつかっていくことで気づきや自分の成長に繋がるのだと感じました。また、看護は「〜でないといけない」と決められたものではなく、アイディアやひらめきがとても重要になるのだと感じました。患者さんを一人の生活者として見つめ、指示が聞けない=ダメな患者さんではなく、なぜできないのか、どうしたらできるのかを一緒に考えていくことが大切だと学びました。とても楽しく学びの多い講演会でした。ありがとうございました。”
それぞれの今の状況で多様な感想が寄せられました。
もっともっと内田先生の引き出しを開けてお聞きしたい、学びたいと感じた人も多かったのではないでしょうか?
内田先生 またお会いできることを楽しみにしております。