体内リズムを整えましょう ①朝日を浴びよう
2020.05.02
皆さん、こんにちは。
いいお天気ですね。
学生の皆さんは、保健週間の間も多くの課題に取り組んでいることと思います。
課題に効率的に取り組み、目標を達成できるよう、今日から5日間シリーズで体内リズムの整え方についてブログを更新していきます。
良かったらブレイクタイムにお楽しみください。
今回は、九州大学名誉教授 日本生理人類学会会長 安河内朗さんのお話から抜粋です。
参考:コロナ疲労、光で解消 生活リズム整える5つのルール ストレス解消のルール 日経Gooday
(1)起床時には意識して朝日を浴びること
起床時には意識して朝日を浴びることが大切だそうです。目を痛めるので直接太陽を見てはいけませんよ。青色波長を多く含む午前中の光には、脳の視床下部の視交叉上核(しこうさじょうかく)にある体内時計をリセットし、体内リズムを整える働きがあります。
ヒトの体内時計は24時間きっかりではないらしい。それをきっちりと調整してくれるのが起床後の太陽光のようです。そう言えば、休日に昼すぎまで寝てしまい、起きても家の中でダラダラと過ごしてしまうと、夜眠れないことがあるという経験をしたことも多いのではないでしょうか?
ヒトは朝日を浴びてから14~16時間後には眠くなり、睡眠のリズムを刻むそうです。朝日を浴びず日中も光を浴びない生活を続けると、体内リズムがズレて睡眠障害や体の不調につながりやすくなります。
毎朝同じ時間に起きて学校に出かけるという規則正しい生活は、実は自然に光を浴びて体内リズムを整えることにつながっているので、急に家の中で過ごす時間が多くなった人は、注意しなければいけない。
また、曇り空でも自然光は強く、窓際でも室内照明の10倍以上もの明るさがあるそうなので、十分に体内リズムを整える役割を果たしてくれるそうです。朝、起床と同時に太陽光を浴びて、朝食や軽いストレッチなどの活動的な行動も忘れずに行うことことは大切なことなのですね。
つづきは明日です。楽しみにしていてください。