ツチブタ 「眠と」 知ってる?
2020.05.12
兵庫県姫路市立動物園の人気の珍獣・ツチブタ「眠と(ミント)」が死んじゃったそうです。15年以上にわたって園内で独特の愛嬌(あいきょう)を振りまいた近畿以西の動物園で唯一の個体だったそうです。
「眠と」は、平成16年に同園入り。日中よく眠る性質や香りのよいミントの語呂合わせで臭いを和らげたいという思いを込めて命名されたそうです。
平成20年春の「ひめじ菓子博」開催時には、ツチブタ舎が会場に近かったため、悪臭被害を懸念して別の獣舎に“強制隔離”させられた過去もあるようです。
ここ最近は食欲がなく元気のない状態が続いていて、今月5日早朝に死んでいるのを飼育員が見つけたそうです。
死因は「肺膿瘍(はいのうよう)」。
飼育担当係長は「平均寿命は15~20年とされるので、天寿をまっとうしたといえるが、昨年4月にも1頭が亡くなっており、とても寂しい」と話していたというニュースでした。
「眠と」そういえばひめじ菓子博の時、可愛いんだけど「臭い、臭い」って思っていました。
ごめんなさい。苦しかったんだろうな。
ご冥福をお祈りします。
看護学生の皆さん、さて「肺膿瘍」ってどんな病気なんでしょうね。