2025年度入職 Nさん
今回は、研修医の志望診療科についてお話ししようと思います。
今月で初期研修を修了される2年目の先輩方は、消化器内科(1名)、循環器内科(1名)血液内科(1名)、外科(1名)、産婦人科(3名)、小児科(2名)、耳鼻科(1名)、麻酔科(1名)、形成外科(1名)、皮膚科(1名)、総合診療(1名)とバラエティ豊かな進路へと進まれます。そのうち、10名の方が来年度以降の当院での後期研修を選択されました。学生の頃から志望科が変わらなかった方もいましたが、異なる診療科を選択する方もいらっしゃいました。
私事になってしまいますが、私は学生時代から内科医を目指したいと考えていました。しかしながら、具体的な志望科を一つに絞る覚悟が決まらないまま、研修生活がスタートしました。実際に上級医の先生方が懸命に働く姿を拝見し、今後何十年と従事させていただくからには、自分の信念を本当に傾けることのできる診療科を、慎重に見極めるべきだ、初期研修期間は最後のチャンスだ、と考えました。一年間で全ての内科の研修を終え、自分の理想の医師像が以前よりクリアになり、呼吸器内科に惹かれている自分に気づきました。というのも呼吸器疾患は、肺がんをはじめとして完治の難しい疾患が多く、それらと向き合い続ける患者さんと共に伴走していく当院の先生方の姿に魅力を感じました。また、症状やCTに映し出される模様から病態を想像する力や、複雑な背景を持ち、予測しづらい経過を辿る慢性疾患の患者さんの治療方針を柔軟に決定する力が必要とされるといったところには、難しいけれどもやりがいを感じ取ることができました。
研修医2年目の毎月のローテーションは自由に組むことができますが、先生方にご相談した結果、敢えて呼吸器内科以外の診療科を多めにローテートさせていただき、基本的•総合的な診療能力を高めたいと考えています。
自分の話が長くなってしまいましたが、たとえ志望科を一つに定めきれていない方も、診療科が豊富な当院で、多くの先生、スタッフの方々、患者さんとの出会いを通して、自らの理想の医師像、診療科をより明確にしていけるはずです。お待ちしております!



