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スタッフ自身のストーリー

私が看護師を目指したきっかけは、認知症の祖父母と同居していたことです。祖父母は毎日同じことを繰り返し言ったり徘徊したりするため、同居は大変なことも多かったです。しかし大変さ以上に、高齢者や認知症の人と関わることは楽しいと思えました。というのも、私たちの声掛けや接し方次第で、認知症の方は不安になることもあれば、落ち着きを取り戻すこともあります。祖父母に対し、“どうすれば安心して過ごせるかな”と考えて声掛けをし、その結果落ち着いて笑顔になってくれることが、私は何よりも嬉しかったです。このように、祖父母との同居によって、もっと高齢者や認知症の方々と関わりたいという思いが強くなり、看護師を目指しました。

数多くの病院の中から姫路赤十字病院を選んだ理由は、活き活きと働く先輩看護師の方々を看護学生の頃から見てきたからです。私は併設されている看護学校出身なので、1年生の頃から当院には実習でお世話になっていました。そこで私が感じた当院の印象は、人との繋がりを大切にされているというものでした。縦の繋がりも横の繋がりも大切にされている当院で、素敵な先輩方と一緒に働きたいと思い就職を決めました。

そして4月から小児科病棟に配属となり、毎日子どもたちに囲まれて楽しく働いています。元々の希望とは異なる部署への配属でしたが、後々異動もありますし、幅広い世代を看護できるようになると思ってプラスに捉えています。日々の業務についてですが、1年目は分からないことだらけなので、正直仕事は大変でしんどいです。けれど先輩方は、どんなに忙しくても皆さん快く教えてくださります。また、仕事中は「大丈夫？困っていることはない？」といつも声を掛けてくださり、困ったときにはすぐに相談できる環境でとても働きやすい職場です。

看護の魅力は、自分が行った看護を通して、患者さんの生の声を聞けることだと思います。退院時に「ありがとう」という感謝のお言葉をいただくと、やはり嬉しいですし、看護師になって良かったなと思います。厳しいお言葉も、自分の看護を振り返るきっかけになり、次に活かそうと思えます。このように、患者さんを通して私は成長しているなと日々実感します。

将来は認知症認定看護師になりたいと思っています。当院では、様々な世代の看護を学び、いずれは資格を取得して、地域の認知症患者の方々が安心して入院生活を送れるように看護師としてサポートしていきたいです。

入職を考えている皆様にメッセージ

これから就職活動をされる方、姫路赤十字病院で一緒に働きませんか？当院では研修制度もしっかりしているので、看護師として成長できる環境が整っています。同期もたくさんいるので、切磋琢磨しながら、時には励まし合いながら楽しく働けますよ。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。