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スタッフ自身のストーリー

25歳頃に家族が事故に遭い生死を彷徨うような状況にあり家族の付き添いをしていました。その時に看護師の仕事や役割を目にすることが多くなりやりがいのある仕事に思えたことと、「ありがとうございます」と日々声をかけられる職は他にはないと思い看護師を目指すことにしました。

私が当院を選んだ理由は、地域の中核病院としての役割や急性期病院として様々な疾患に携わることができることが魅力的であると感じたからです。入社1年目、白血病やリンパ腫などの血液の癌に罹患した患者さんが多い血液内科病棟に配属されました。血液の癌は手術で取り除くことができず、移植をするにしても年齢によっては適応外になるなどの条件があります。移植の適応がない患者さんは化学療法を繰り返し寛解、再発を繰り返す患者さんも少なくありません。繰り返し入院する患者さんとは顔なじみになり「〇〇君、がんばってるな。」「前は先輩の後をついてきていたのに、もう一人で来れるようになって成長したな。」と患者さんから声をかけられることがよくあり、当時1年目の私にとってのやりがいとなっていました。このような声がけを私にしてくださっていた患者さんが病状の悪化でしんどい、痛い、つらい思いをする場面に遭遇した時には、私自身もつらい思いをすることがありました。しかしその様な時には病棟の先輩とどのようにしたら患者さんが安楽に過ごせるかなど患者さんへの看護、ケアを一緒に考えてくださり実践することで患者さんから「ありがとう。ちょっと楽になったわ。」と言葉をかけてくださり更なるやりがいにつなげていくことができました。

入院中に患者さんの安全、安楽を守れるように日々患者さんの状態の把握や患者さんへ行うこと１つ１つに対して丁寧に説明を行い、看護を提供しています。

病棟は先輩、後輩共に男性である私にとっても非常に話しかけやすい方ばかりで、困ったときの相談などもしやすく風通しのよい職場です。

当院の魅力は子育て世帯への支援が手厚く、育児休業あけの時短勤務のパターンが豊富であり、男性でも育児休業を取得することができるところです。昨年度に子供が生まれてから生活環境がガラッと変わりました。子供が体調不良で急な休みをいただく場合でもすぐに勤務調整をしていただき育児に専念できます。家事や育児も協力して充実した日常生活を送れるように、仕事と家庭を両立したいと考えています。

入職を考えている皆様にメッセージ

看護師の仕事は実際に患者さんを自分の目で見て、手で感じてその上で考えたことを実践しサービスを提供する職です。人の助けとなる職において実際に直接サービスを提供する職業は多くないと思います。直接サービスを提供するからこそ患者さんから「ありがとう」といった感謝の気持ちも直接いただけ日々やりがいを感じられる職です。入職を希望されている皆さんの働ける日を楽しみにしています。