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入職年 | 2011年(13年目) |
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スタッフ自身のストーリー
私は、母が看護師をしており、生き生きと仕事をしている様子や町中で患者さんに会った時に感謝をされている様子をみて、私も人の役に立つ仕事がしたいと思い、自然と看護師を目指すようになりました。大学は、ヒューマンケアリングの教育理念にひかれて日本赤十字社の大学へ進学しました。学内の就職説明会で丁寧な対応だったこと、奨学金制度の充実、屋根瓦式の教育体制があり新人教育にも力を入れているということで当院の就職を決めました。
新人の頃は同期が年齢が一つ違うことや実習に来たことがなかったため場所や雰囲気すべてに緊張してなかなかなじめない自分がいました。でも、先輩方が丁寧にフォローしてくださり、研修にもたくさん参加するなかで同期ともうちとけて病棟になじんでいきました。教育体制がしっかりしているので困っていても必ず先輩に助けてくれて、「あなたにはのびしろがある。あなたのペースでいいから」と支えてもらい、病棟全体で育ててもらいました。
先輩方は患者さんに対して丁寧な対応する方が多く、たくさん看護について学ばせていただきました。その中で私が看護で大切にしていることは患者さんを主語で考える看護です。忙しく、難しい意思決定や倫理的問題があることも多いですが、その患者さんの生きてきた過程や価値観を理解したうえで患者さんにとってどうなのか、その人らしく生きるにはどうなのかということを考えることは意識しています。
たくさん悩むことも多いですが、他職種や病棟スタッフと共にチームで患者さんに関わり、しんどかった患者さんが元気に帰っていく様子や、最期を迎えるときも家族さんから母らしい最期が迎えられ良かったというお言葉などをもらい、退院後も私に会いに来てくださったときにはうれしくてこの仕事にやりがいを感じています。
将来は、まず自分自身が仕事を楽しみながら、いつか私の姿を見た子供が、私が母に思ったようにお母さんいきいきしてるなって思ってもらえるように看護師を続けていきたいです。
入職を考えている皆様にメッセージ
私は2020年に出産し育児中ですが、当院は働き方の制度もたくさんあります。育休明けには、育短制度を利用し週3日で働いていました。しかし、もう少し働きたい、保育園のお迎えに間に合うように働きたいと相談したところ、部分休業制を紹介してもらいました。
現在、16時までの週5日で働いています。勤務を変更した後は、前より患者さんの看護ができ、帰れるように配慮もしてもらい保育園のお迎えも間にあうことができていて、私のワークライフバランスにぴったりあっています。ママナースはどうしてもワークライフバランスがとりにくいですが当院は制度が充実しているので、その家庭に合った働き方がしやすいと思います。教育体制もしっかりしているのでこれから看護師として働くかたも安心して働けると思います。看護師は大変なこともありますが一緒に悩みながらぜひ一緒に楽しく看護をしましょう。