fさん
部署 | NICU |
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資格
- 小児プライマリケア認定看護師
(2012年に小児救急看護認定看護師取得後、特定行為研修修了し2023年より小児プライマリケア認定看護師へ名称変更)
- 看護師特定行為研修終了(2019年~)
- 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連:気管カニューレの交換
- 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連:持続点滴中の高カロリー輸液の投与量調整、脱水症状に対する輸液による補正
- 感染に係る薬剤投与関連:感染兆候がある者に対する薬剤の臨時の投与
- 血糖コントロールに係る薬剤投与関連:インスリンの投与量調整
- 日本DMAT隊員
スタッフ自身のストーリー
私は高校生時代進路に悩んでいる時、祖母の勧めで看護師という道を選びました。なんとなく看護学校へ入学し、なんとなく勉強を進めているうち、「病気や怪我で失われていく、救うべき子どもたちの命」をなんとかしたい。と思うようになり小児看護に興味を持ちました。当院の小児病棟は混合病棟ではなく独立した小児病棟を有しており、当時男性看護師が活躍していることを知り、この病院を選びました。小児看護がしたいなら「こども病院?」とも思いましたが、「せっかくなら小児看護に強いオールマイティな看護師」になりたいと思ったのが、小児専門病院ではなく当院を選んだ理由です。 入職後は、念願叶って小児病棟で働き始めましたが、先輩男性看護師を始め多くの先輩方に時には優しく、時には厳しく指導を受け日々奮闘していたような気がします。働き初めると「失われていく救うべき子どもたちの命」を目の当たりにし、悲壮感とともに「小児の救命に携わりたい」「救命するためにはどうしたらいいんだ」と日々考えていたように思います。そうした思いが、<小児救急看護認定看護師>の道に進んだきっかけです。「子どもたちの命を救う」。これはきっと医師だけの力では絶対にできなくて、看護師の力も絶対に必要なのだと気付き、医師と同じ時間軸でのアセスメントや対応が必要だと思い、認定看護師の道へまっすぐ突き進んでいました。 当院の魅力は「チーム医療」だと思います。単に多職種が集まって医療を行うことではなく、医師・看護師・理学療法士、ソーシャルワーカーなど関係する「職種、人」がそれぞれの垣根を越えてコミュニケーションがとれて、透明性がないと良いチーム医療はできないと考えています。それが当院では実現できていると思います。また、職種間の上下関係などはなく、職種を超えた良好な人間関係が当院の強みであると思います。 そのような恵まれた環境の中、当時夢描いた「小児看護に強いオールマイティな看護師」に向かって邁進しています。2019年に看護師特定行為研修を修了し、今では全国でも類を見ない「小児を対象とした特定行為実践」を行っています。体重2000gの新生児から成人期を迎える子どもたちまで幅広い年齢層を対象として特定行為実践を行っています。今後も特定行為の種類を増やして活動を進めていこうと考えています。 昨今、ニュース等でも「事故死」や「虐待死」があとを絶ちませんが、子どもたちは「生きる」べきであり決して失われてはいけない存在です。そんな危機に瀕した子どもたちが私の前にいたならば、「絶対に助けてやる」といった思いで、日々看護・医療を行っています。これだけは今後の看護師人生でも揺らぐことはないと思います。
入職を考えている皆様にメッセージ
当院は、看護師一個人を尊重されます。また日々の頑張りを承認され「看護を楽しむ」ということが感じられる施設であると思います。 看護師としてやりたいことを実現できる、夢を実現できる施設であると思います。現に私自身がやりたかったことを実現しています。一緒に「夢」を叶えませんか?!