mさん
入職年 | 2007年(18年目) |
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部署 | 5階西病棟 |
資格
- 認知症看護認定看護師
スタッフ自身のストーリー
なぜ看護師になったのか
高校生の時に、人と関わる医療関係の仕事に就きたいと考え、病院が主催する1日看護体験に参加しました。そこで男性看護師の方と話をする機会があり、大変だけどやりがいのある仕事で、これから男性もどんどん活躍できる職業だとアドバイスをもらいました。そこから自分も看護師を目指してみようと思うようになったのがきっかけです。
認定看護師になろうと思ったきっかけ
以前から、患者さんやご家族とゆっくりお話をする中で、「その人らしさ」を知り、「その人らしさ」を大切にし、看護を行なっていくことにやりがいを感じていました。看護師として働く中で、認知機能の低下やせん妄等により混乱される患者さんと出会う機会も多く、そういった方々が少しでも安心して入院や治療が続けられるような看護ができないだろうかと考えていました。そんな時に、認知症看護認定看護師の存在を知りました。今後ますます高齢化が進む中で、急性期病院でも認知症への対応力を向上していく必要性があり、その中心的な役割として認知症看護認定看護師の活躍が期待されていることがわかりました。不安や心配もありましたが、それ以上に、「自分が目指すべきものはこれだ」と強く思い、認知症看護認定看護師を目指すことにしました。
認定看護師になってのやりがい
現在は院内の認知症ケアチームの専任看護師として、関連職種と連携をとりながら、患者さんの状態をアセスメントし、病棟看護師とともに介入方法の検討、実践や指導を行っています。チームを運営していくことの責任と難しさを日々実感していますが、活動を通し、認知機能の低下やせん妄で混乱していた患者さんが落ち着き、元気になられる様子や、せん妄のハイリスクであった患者さんが大きな混乱もなく必要な治療を受けることができ、無事に退院される様子を見ると非常にやりがいを感じます。今後は院内だけでなく、地域と連携をとり、認知症を持つ方やご家族の生活をサポートできるよう活動の幅を広げてみたいです。
入職を考えている皆様にメッセージ
当院看護部の魅力は充実した教育体制と個人に合わせたきめ細やかなサポート体制が整っていることだと思います。「急性期の病院はなんだか忙しそう」、「ついていけるか不安」等心配に思われることもあるかもしれませんが、スタッフの目指すラダーに合わせて様々な研修が企画されていたり、配属先でも、部署をあげて一緒に成長していけるような体制をとっていますので、安心して下さいね。看護師としてキャリアアップを目指す中でも、専門看護師、認定看護師、特定看護師、国際救護等、各方面で専門性を発揮し活躍している看護師もたくさんいるので、姫路赤十字病院で一緒に働きながら、看護師として「なりたい自分」が見つけられるように看護の自分探しの旅に出かけましょう。