ICU
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職場自慢
① 部署の役割と特徴
ICU(Intensive Care Unit:集中治療室)は重篤な患者さんへ集中的に医療・看護を行う部署です。小児から高齢者まで幅広い年代の患者さんが対象です。救急患者や侵襲の大きい術後(脳や食道、心臓など)や呼吸不全・心不全・心筋梗塞や敗血症の患者さんの看護をしています。私達は、患者さんの回復力を信じ、回復力を助けるために、主治医・麻酔科医・看護師・薬剤師・理学療法士・臨床工学技士・看護助手など多くの医療者がチームとなり、毎日ブリーフィングカンファレンスをおこなって早期回復を目指しています。
② 部署が看護をする上で大切にしていること
ICUでは患者さんや家族の思いに寄り添い、意思決定支援ができるように関わっています。意思決定に必要だと考えられる情報を患者さんと家族が十分に考え選択できるように支援しています。また、多職種の医療チームでカンファレンスを行い、どのように今日一日治療や看護を行うのか話あって決めていますICUから病棟、いずれは自宅へ帰る患者さんがQOLを低下しないように少しでもPICSと言われる身体機能障害や認知機能障害、精神障害を予防できるように日々看護を行っています。患者・家族の思いに寄り添える心のこもった看護を提供することを大切にしています。
③ 職場づくりや人材育成についての考え方
心理的安全性の高い職場作りを心がけています。新人や異動者でも疑問に思ったことがすぐ聞けるように日々パートナーシップをとり人材育成を行っています。重症患者を目の前にすると何もできないとはじめは誰もが感じることです。ペアや先輩看護師、同僚もいます。ICUでは新人・2年目以上・異動者の併せた教育計画をたてており3年目ぐらいで補助循環や小児の患者の看護ができるように目標を立てています。スタッフは認定看護師1名、特定看護師US4名、集中治療認証看護師2名、呼吸療法士3名、心不全療養指導士1名など様々な資格を自ら進んで取得しています。
ホームページを見た人に一言
ICUは「愛」を大事に患者さんの看護を行っています。結婚し子育てしながら育児短時間制度を利用しているスタッフ、パパさんスタッフも多くいます。患者さんだけど一人の人として、自分の家族のように関わっています。ICUは話せない人が多く、バイタルサインなどの体のサインを見て患者さんのつらさを見極め看護することが大切だと考えています。新人から毎年ICUにも就職しますが、みんな頑張って働いています。是非一緒に働きませんか。