放射線科
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職場自慢
① 部署の役割と特徴
放射線科は、放射線診断科医師・放射線治療科医師・放射線技術部(放射線技師)・看護師で構成されている部署です。CT・MRI・PET-CT等の画像診断や、放射線治療では密封小線源治療(腔内照射、組織内照射)以外の治療、IVR、脳・心臓血管センターでは24時間緊急カテーテル治療を担っています。
IVR治療の専門知識と看護技術を兼ね備えた看護師(INE:インターベンションエキスパートナース)を中心にカテーテル治療に対応しています。
放射線科の看護師の役割は、CTやMRI等の画像検査や治療を行う医師や放射線技師のサポートです。それと同時に検査や治療を受けられる患者の身体的・精神的負担を軽減させる役割も担っています。
検査や治療前の情報収集、安全安楽に検査や治療が出来るようにマネジメントしています。
そして、得た情報は他職種と共有し、チームで患者の負担軽減に努めています。
② 部署が看護をする上で大切にしていること
年々治療の進歩がめざましく、医療が高度化する中で、患者さんが安全に、安心して検査や治療が受けられるような支援を行っています。
特に放射線治療では、治療期間が長期に渡るため患者や家族の身体的・精神的苦痛を伴います。日常生活の問題や治療に伴う疼痛などの苦痛に寄り添い、患者やその家族とともに考え、最後まで治療が行えるようにサポートすることを心がけています。
無事に検査や治療が終えられた時の喜びや達成感も、放射線科看護師のやりがいの一つになっています。
③ 職場づくりや人材育成についての考え方
放射線科の看護師は、放射線看護過程において、放射線について基礎知識から学ぶ機会があります。
看護師の大半が子育てを終えたスタッフです。育児と仕事の両立の大変さを経験しているからこそ、子育て期のスタッフに対する理解もあります。経験値の高いスタッフから学び支えられて、育児期のスタッフも働き続けられる職場環境を目指しています。
ホームページを見た人に一言
放射線と聞くと、「なんとなくハードルが高い」、「被曝が怖い」と言う印象を持たれる方が多いと思います。放射線について正しく学ぶ機会もあり、安全で安心して働ける職場です。他職種と協働しながら看護師の大切な役割を担い、やりがいのある職場です。