訪問看護ステーション
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職場自慢
① 部署の役割と特徴
病院併設の在宅ケアセンター(訪問看護ステーション・居宅介護支援所)として多職種と連携して利用者さんとそのご家族の在宅療養をサポートしています。
成人の方や多くの医療的ケアを必要とする患児の訪問を行っています。
本院の病棟、外来等の関連部署や地域の医療機関や訪問看護ステーションの方とも連携しながら、利用者とご家族に寄り添い、不安や負担を少しでも減らして安心して笑顔で暮らしていけるように日々頑張っています。
特定看護師、小児プライマリケア認定看護師が在籍しており、日々の困りごとや相談がタイムリーに解決できます。医療的ケアを必要とする患児への専門的なケアの提供や家族の日々ケア方法の見直し、相談事の解決案の提供などを行っています。また、なんらかの事情で定期外来受診ができない患者家族のため、患児の状態に合わせて在宅で気管カニューレの交換を行い、少しでも患児家族の負担軽減ができるように取り組んでいます。成長過程にある患児の呼吸状態を日々アセスメントを行い、人工呼吸器設定が適切などうかも評価し、主治医とタイムリーに連携して迅速な対応を心がけています。また、本院の地域医療連携フォーラムとして、院外の地域に向けた医療的ケア児の勉強会もシリーズ化して提供し多数の参加者がありました。これからもより、地域における小児看護の連携が図れるよう協力していきたいと思っています。
② 部署が看護をする上で大切にしていること
“利用者さんご本人とご家族の想いを大切に”を合言葉にしています。
利用者さんとそのご家族の意志決定を支え、安心して在宅療養できるよう支援することに努めています。“いい人生だった“と思ってもらえるようなかかわりをこころがけています。
利用者さんが入院された時も本院の病室訪問を行ったり、カンファレンスに参加してシームレスなかかわりを大切にしています。
③ 職場づくりや人材育成についての考え方
心理的安全性を確保した風通しの良い職場環境を目指しています。看護師の経験年数が様々であり、 日頃のかかわりの中で気になったことなど気軽に相談できる職場で、毎日が勉強になります。
訪問看護師として実践力を養うためのサポートをスタッフ全員で行っています。実践から看護を振り返り、看護観を深めています。
研修、勉強会など積極的に参加出来るよう勤務調整をしています。
特定看護師としての活動も行っています。今年は、2名が特定行為研修を受講中です。
また、看護学生さんや、本院の小児病棟のスタッフの実習を受け入れています。在宅での利用者さんの気持ちや生活の様子、ご家族の思いも体感してもらえるようにかかわっています。この実習での学びが病棟での看護に活かされています。
ホームページを見た人に一言
私たちは、利用者さんの年齢や状況を問わず、治療中から看取りまでの療養を支援しています。 院内外の多職種と連携し、利用者さんが地域で安心して過ごせることを第一に考え、日々取り組んでいます。在宅ケアセンターは私たち訪問看護師がステーションで勤務しながら、院内の急性期の看護について学んだり、在宅で学んだことを病棟での看護実践に活かすことができる素晴らしい職場です。 ~一緒にこころ触れ合う看護を実践しませんか~