GCU
対応する診療科 | 小児科(特に、新生児) |
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職場自慢
① 部署の役割と特徴
- 播磨姫路医療圏域の周産期医療の基幹病院として、病気の赤ちゃんや低出生体重児の治療と退院へ向けての指導や支援を行います。
- 24時間365日体制で新生児搬送や分娩立ち会いの支援を産科やNICUと連携して行っています。
- 当院は「日本NIDCAPトレーニングセンター」のセンター長であり、NIDCAPトレーナーである藤本智久課長(PT)とNIDCAP Professionalの石本麻衣子(看護師)が在籍し、命の次にではなく、命と一緒に脳と心を守るために、ディベロップメンタルケア(新生児個別的発達ケア)を推進し、医療者と家族で協力し、新生児の個別性のある成長発達を促します。
- 在胎35週以上の早産児、出生体重2000g以上の低出生体重児の入院が多いです。
- 退院後の生活に向けて、ご家族に授乳・おむつ交換・沐浴・内服など育児指導や医療的ケアを要するご家族への在宅に向けた支援をしています。
- 退院後の地域(保健師など)との連携を図っています。
- 退院前訪問や退院後訪問、訪問型産後ケアに積極的に取り組んでいます。
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NICU、小児病棟や在宅ケアセンターと連携し、GCU以外の部署にケアや指導を提供に行ったりして、ご両親が家庭での育児が安心してできるようシームレスな関わりを行うことを大事にしています。
② 部署が看護をする上で大切にしていること
- 赤ちゃんは、言葉を話せませんが、赤ちゃんの表情・しぐさ・行動を読み取り、「赤ちゃんが今、何を望んでいるのか、何を嫌がっているのか」を丁寧に読み取り、それに基づいてケアや環境調整をすることを大切にしています。このことがNIDCAPの思想です。
- 赤ちゃんが一日でも早く安心して退院でき、ご家族が自信と喜びを持って育児をスタートできるように、個々の家庭生活をイメージして、育児支援を行う事を大切にしています。
- ご家族と赤ちゃんの絆を深めるために、タッチング・抱っこなど、家族にとっても赤ちゃんにとっても心地よい時間を大切にしています。
③ 職場づくりや人材育成についての考え方
- GCUでの3年間の教育計画があり、実地指導者と共に目標を決めて、個々の理解度に合わせてステップアップを目指します。
- 新人看護師には「シスター・ブラザー」というお姉さん・お兄さん的な役割で相談できるスタッフがいます。
- PNSを推進しており、お互いを尊重して看護を行っています。
- 毎年、スタッフ全員の自己紹介カードをカンファレンスルームに貼るなど、仕事だけでなく、個々の趣味や大切にしていることなどお互いを知り、それぞれの個性を大切にしています。また、お互いの看護や価値観を話すことで、信頼関係を深めています。
- GCU以外のNICUや訪問看護師テーション、書写養護施設などへのトライみる研修も行い、幅広い視野でとらえることができ、キャリアアップにつなげています。
ホームページを見た人に一言
私達は、日々成長する赤ちゃんの反応に癒され、また赤ちゃんにとって人生初めての抱っこ、お風呂、授乳などに立ち会うことができ、看護師としての喜びとやりがいを感じています。ぜひ一緒に、赤ちゃんとご家族の生活の第一歩をサポートしましょう。