8階西病棟
対応する診療科 | 小児科、小児外科、形成外科、耳鼻咽喉科、脳神経外科、口腔外科など |
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職場自慢
① 部署の役割と特徴
播磨姫路医療圏の基幹病院として24時間365日体制で看護を提供しています。
小児科、小児外科だけでなく、様々な科の小児が入院されているため、幅広い知識を持って看護を実践しています。入院中から退院後の生活を考えた支援を行い、治療を受けたお子さんとご家族が、退院後も安心して生活できるようサポートします。また特別な健康課題をもちながら自宅療養されるお子さんが入院されることもあります。そのため、入院中だけでなく、自宅でも安心して過ごせるよう、小児病棟・NICU・GCU・小児科外来・訪問看護ステーション・書写養護学校など多職種、多部門が連携をしてケアを継続しています。
② 部署が看護をする上で大切にしていること
治療や検査の際に、お子さんの年齢や発達段階に応じた説明方法を工夫しています。お子さんの気持ちや意見を尊重し、理解や納得のうえで治療に臨んでもらうことが大切だと考えています。年長のお子さんには具体的な言葉で説明するなど、それぞれに合ったアプローチをとります。言葉での表現が難しいお子さんもいらっしゃいますが、私たちは言語的なコミュニケーションだけでなく、非言語的コミュニケーションも大切にしています。表情、身振り手振り、遊びの中での様子などからお子さんの気持ちを汲み取り、適切な対応を心がけています。看護師はお子さんの気持ちを代弁するアドボケイト(代弁者)としての役割を果たします。お子さんのわずかな変化も気づけるよう、観察力や判断力(アセスメント力)を高めるための研修やトレーニングを行っています。お子さんが安心して治療が受けられるよう、看護師は常にお子さんの側に寄り添い、その声に耳を傾けます。
また、ご家族が治療や検査についての選択をする場面も多くあります。その際には、ご家族と十分に話し合い、医師や看護師、薬剤師など多職種が協力して情報提供を行います。具体的な治療の内容やリスク、期待される効果などを分かりやすく説明し、ご家族が最善の選択を出来るようサポートします。私たちは、ご家族の意見や希望を尊重し、お子さんとご家族が安心して治療に臨めるよう支援します。
③ 職場づくりや人材育成についての考え方
私たちは、安全な医療を提供するために、看護師一人一人の知識や看護力を向上させることを目指し、職場づくりや人材育成に力を入れています。定期的に勉強会を開催し、経験年数に関係なく、全員が一つのチームとしてカンファレンスやディスカッションを行うことで、相互に尊重し合いながら共に成長する環境を整えています。環境づくりの一環として、各看護師に合わせた教育計画を立案し、小児特有の看護に対応出来るスタッフの育成を行っています。また、看護師が自分の看護実践を言語化し、明確に共有することで、多くのスタッフとのコミュニケーションを深め、看護観を共有し合えるよう努めています。これらの取り組みを通じて、チーム全体のスキルアップを図り、安全で質の高い医療を提供できる職場を目指しています。
ホームページを見た人に一言
私たち小児病棟では、かわいい子どもたちに日々癒やされながら、明るく楽しい職場環境を整えています。子育て中のパパ看護師やママ看護師も多く、柔軟な勤務体制もあり家庭と仕事をしっかりと両立させています。子ども達の健康と幸せに貢献して頂けることを、心より楽しみにしています。