6階西病棟
対応する診療科 | 消化器内科・外科 |
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職場自慢
① 部署の役割と特徴
6階西病棟は消化器センターとして2024年4月から消化器内科47床・外科3床に病棟編成されました。主な入院目的は内視鏡治療・検査・抗癌剤治療となっています。予定の内視鏡検査はクリニカルパスを活用し、事前に経過を患者さんに説明することで治療・検査に対する不安の軽減に繋げ、スムーズな退院に努めています。化学療法を受けている患者さんは疼痛や副作用に対する不安も強く、緩和ケアチームや、がん看護専門看護師・リハビリセラピスト・社会福祉士等、多職種で患者サポートを行っています。外科では内科から緊急手術となる患者さんを、同じ部署で継続して関わっています。術前の患者さんの不安の軽減に努めながら術後援助・退院指導なども行っています。
令和5年度からは、膵内分泌腫瘍に対してPRRT療法(ペプチド受容体放射性核種療法)が導入されました。この治療は兵庫県下では4施設目、播磨姫路圏域では初めての導入となっています。安全・安心な治療が提供できるよう多職種で協働しながら治療を行っています。
② 部署が看護をする上で大切にしていること
高齢化が進む中、退院後の生活に不安を抱えている患者さんも多い現状です。そこで少しでも不安の軽減ができるよう、入院時から退院後の生活を見据えて関わっています。6階西病棟の平均在院日数は6~7日と短いですが、短期入院の中でも、病状の受け止めや治療・ご希望など、その都度気持ちを確認しながら関わっています。患者さんの困っている事やご希望など、知り得た情報を日々行っている患者カンファレンスの中で共有し、看護スタッフ全体で患者さんやご家族の思いに寄り添えるよう患者さんに応じた支援を考えています。
③ 職場づくりや人材育成についての考え方
2024年4月から内科が主体の病棟編成になり、医師・看護師からの勉強会も年間通して計画し、実施しています。当日勉強会に参加できなくても、ナーシングスキルにアップして、いつでもどこでも動画視聴できるようにしており、部署みんなでスキルアップを目指しています。部署全体で学習をしながら患者さんに還元できるように努力しています。また、1年目の教育支援だけでなく、2年目以降も実地指導者がサポートしながら支援を継続しています。ゆっくりでも基礎を大切に学べるよう考えています。
ホームページを見た人に一言
看護スタッフの平均年齢が27.8歳と若く、何でも言い合える職場風土です。内科の基本を学びながら、「その人らしさ」を大切に患者さんに寄り添える援助を一緒に考えていきましょう。