

手術室のナース、香川珠里さんの1日を密着レポート。
ナースの仕事内容やその魅力ややりがいなどをご紹介します
手術室看護師の一日
香川珠里さん
車で出勤。始業の30分前には到着して、
一日のスケジュールをチェックします。
まずは全体カンファレンスで、申し送りや当日の手術室全体の動きを確認。
一日の仕事をスタッフ全員で共有する重要な時間です。続いてチーム別カンファレンスで、自分自身のスケジュールを再度しっかり確認します。
申し送りの後は、患者さんのお迎えへ。手術直前の同意書の確認などでは、患者さんはやはり緊張されています。その不安や緊張を少しでもやわらげられるよう、声や態度で安心感を与えられる雰囲気作りを心掛けています。
1日に1~2件の手術に入ります。長い時では朝から晩まで、12時間近く続く日も。ちょっとしたことがきっかけで進行が遅れることもあるので、的確な器械出しが出来るよう医師の会話や周囲の状況に気を配り、集中して取り組みます。
お昼は緊急時にも対応できるよう、手術室内の休憩室で。
手術中はその時だけ代わりのナースが来てくれて、交代で取ることになっています。
手づくりのお弁当でつかの間の休憩です。
手術終了後の患者さんを回復室へ送り、担当のナースに申し送りを行います。
手術で使用した器材を清浄し、すべて揃っているか確認したうえで、もとの場所に正確に戻します。後片づけも重要な仕事の一つです。
オペ終了後は、新卒ナースと振り返りの時間をとったり、次の日のオペにそなえて術前訪問を行ったり…。前日にお会いすることで、手術に少しでも安心して臨んでもらいたいと思っています。
今日も無事一日が終了、ほっと一息で帰路につきます。
帰りに同僚とお寿司や焼き肉を食べに行くことも!
おつかれさまでした!
小さいころからテレビドラマで活躍している看護師に憧れがありました。
入職5年目で、ずっと手術室勤務です。学生時代、実習で姫路赤十字病院に来た時に現場で先輩の活躍する姿がすごく素敵で、私もここで一緒に働きたい!と思い、入職してすぐ手術室勤務を希望しました。
1年目2年目は覚えることが多すぎてただただ大変な日々でした。先輩にお願いして振り返りをしてもらったり、実際の手術で先輩の器械出しを見学させてもらったり…3年目を過ぎたころから、出来ることが増えてだんだん楽しくなってきました。今はようやく周りを見ながら、手術をスムーズに進められるよう先回りして動けるようになってきたなと感じています。
手術って人生の一大事ですよね?
術前訪問ではそんな場に向かう患者さんたちの不安を少しでもぬぐえるよう心掛けて接してはいますが、手術を終えて術後訪問に行ったときに覚えて下さっていたり、逆に優しい声をかけてもらえたりといったときに、やっててよかったなぁと嬉しい気持ちになります。
更衣室でユニフォームに着替えた瞬間、よし!今日も頑張ろう!ってスイッチが入り、逆にユニフォームを脱いだ瞬間に今日も一日無事終わってよかった、とホッとしてスイッチがオフになります。休みの日は姫路駅近くのテラッソで映画を見たりピオレで買い物をしたり、ペット(犬)と遊んだり……しっかりリフレッシュしてまた次の仕事にそなえます!
日勤
当直
当直明け 当直明けは、そのままランチに行ったりマッサージで心も身体もリフレッシュ☆
遅出
早出
休み(社員旅行)部署のみんなと九州1泊2日旅行へ!
休み