看護学校からのお知らせ

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補足実習を終えて

 こんにちは!広報委員の2年生です!

 

 私たち2年生は、8月11日、12日の2日間、成人看護学実習Ⅰの補足実習がありました。

COVID-19の影響で、6月の成人看護学実習Ⅰが学内実習となったため、病棟実習をさせて頂きました。

 

 学内実習では中々イメージがつきにくかった患者さんの様子を、実際に臨床の場で観察できたことで多くの学びがあり、学内実習での学びをより深めることができた2日間となりました。今回のブログでは、2日間の補足実習での学びを紹介したいと思います。

 

 混合病棟実習だったAさん

 

 今回の成人看護学実習Ⅰの実習を通して、新型コロナウイルスの影響で学内実習での時間では、普段の実習では患者さんとの関わりに精一杯になってしまい、あまり手をかけられなかった病態についての勉強や援助計画に時間をかけて学びを深めることができました。それを踏まえて、2日間の補足実習では学内実習で学習した術前・術後の観察項目を実際に看護師と一緒に観察できたり、病棟に行くことで患者に対する看護師の姿勢から自分の看護観にも影響するものがありました。今回の実習で学んだ病態や感じた思いを大切にし、これからの実習に活かしていきたいと思います。

 

 続いて外科病棟実習だったBさん

 

 今回2日間外科病棟で補足実習をさせていただき、学内実習では学ぶことができなかった実際の患者さんとの関わりを学ぶことができました。ストーマを造設された患者さんがどのように工夫すれば不安なく自宅に戻ることができるのか、看護師の関わり方を見て、入院中の患者さんだけを見るのではなく、退院した後の生活を想定した関わりの大切さを改めて感じました。また、家族へのケアの指導を一緒に見させていただき、理解度にあわせてその日の目標を決めて行ったり、焦りや不安を感じることが無いような関わり方をされていると思いました。今回の実習で感じたことや学んだことを大切にし、これからの実習に活かしていきたいと思います。

 

 最後にB混合病棟実習だったCさん

 

 成人看護学実習Ⅰの補足実習を終え、病棟では学内実習でみることができなかった、様々な患者さんや看護場面を実際にみることで多くの学びがありました。患者さんによって年齢や疾患の進行度・回復力、性格や思いは異なります。そのため、患者さんによって介入する度合いも違います。その患者さんはどこまでできるのか、どんな介助が必要なのかをよく考えて援助していかなければいけないと思いました。また、患者さんのペースに合わせて看護することの大切さを再確認しました。看護師が全てを手伝えば早いかもしれませんが、時間を割いてでも患者さんにできることは患者さんに行ってもらい、全て手伝わずに見守る時間を持つことが大切だと思いました。

 

 2日間という短い実習でしたが、実際に臨床の場で看護師と共に行動し、患者さんの援助や観察を行えた事でより多くの学びがあったと思います。今回の実習で学んだことを今後の実習や勉強に活かしていきましょう! 🙂